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【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.57


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後藤禎典『上手な文章を書きたい!』

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文章が上手に書けなくて悩んでいる人たちのほとんどが、じつは「文章」についてあまりよく知らないまま、そして、「客観的な」文章を書く訓練をほとんど受けないまま、学生時代を過ごし、そのままの状態で社会人になってしまったと考えられるのです。


飯田泰之『飯田のミクロ』

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注意が必要なのが、「経済的に豊か」であることが「経済外の幸福を低下させる」という傾向はないという点です。両者に相反関係がないならば、経済学によってより豊かな経済生活を目指し、その他の方法で違う形の幸福を追求すれば良いということになります。


宮田律『イラン』

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イラン人はアラブに征服され、イスラムを信仰するようになったものの、アラブに同化することなく自らの言語を保持した。イランの文化、文学、さらにイランの行政制度はイラン人を征服したアラブ人たちにも多大な影響を及ぼした。


林壮一『間違いだらけの少年サッカー』

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2つの競技は世界規模ではマイナーであるから、比較対象もなく、純和式でやって来られた。こうした日本独自の教練法がまかり通るなか、サッカー関係者たちの多くも、同じように選手と接して来た。相撲や野球のように艱難辛苦に耐えることを、まず選手に強いて来たのだ。


中原淳 金井壽宏『リフレクティブ・マネジャー』

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理想論だと言われそうだが、今の経営学の組織行動論や人材マネジメント論がそれを忘れがちなら、こういう希望を語ることも大事だと私は思う。きびしい時代こそ、いっそう希望や夢が大事だと思える人が、リジリアンス(しなやかさ、弾力性)やリデンプション(挽回力)の高い人だ。


瀬川松子『中学受験の失敗学』

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親に「教えるスキル」と教養があるという前提でのアドバイスが目立つのは、執筆者たちが中学受験現場の状況を知らないからか、知っていて知らないふりをしているからに他なりません。


盛山和夫『社会保障が経済を強くする』

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「人びとのどのような生活上の困難を社会が公的にサポートするのがいいか」という問題は、時代と社会によって異なるということです。そして、保育と介護に関しても、医療と同じように、「社会が支援すべき」という観点が十分に成立するはずです。




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