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【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.137

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古郡廷治 『文章ベタな人のための論文・レポートの授業』

文章には「完成」という言葉はありません。あるのは、そこで書くのを切り上げたということです。


荒井一博『学歴社会の法則』

シグナリング理論の最も重要な特徴は、大学が学生の能力をまったく向上させなくとも、個人は自分の高い能力を企業(や社会一般)に知らせるために、大学あるいは有名大学に進学しようとする点にあります。これは人的資本論と完全に異なる考え方です。


宮下誠『カラヤンがクラシックを殺した』

カラヤンの本質は、すなわち「大衆の時代」の当たり障りのない美意識の確立、踏み外すことのない「良識」の正当化、「カラヤンみたいになれればいいなあ」という、悲しくも切実な上昇志向と自己神話化による負け犬的な羨望の醸成にあった。


仲正昌樹『日本とドイツ 二つの全体主義』

「日本的なもの」というのは、いわば、台風の目のように、中心部が空洞になっていて、その周辺で生じる空気の運動を吸収しながら次第に膨張していく、ファシズムのもとになり得るイデオロギー的観念である。


中野雅至『政治主導はなぜ失敗するのか?』

例えば、国土交通省の事務次官が総理大臣を怒鳴りつけたという事例でもあれば、「官僚はすごいな」ということになりますが、そんな事例は聞いたことがありません。実は、マスコミの伝える「官僚主導」は正体がよくわからないところがあります。


宮里千里『沖縄 時間がゆったり流れる島』

沖縄はつくづく他者を受け入れる文化土壌を持っていると思う。
四方を海に囲まれているのだが、そのことを孤独とか海で閉ざされているとは考えなかった。逆に、プラス思考的に海でもって海外とつながっていると考えていた節がある。


上村敏之『消費増税は本当に必要なのか?』

歳出のムダの削減には、総論で誰もが賛成します。ところが、どの歳出を削減するかという各論に入ったとたん、議論が難しくなります。そもそも歳出のムダという概念が、立場によって大きく変わる性質をもっているからです。




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