【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.99
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稲葉一男『毛』
そもそも、細胞の毛がなかったら、生き物の多くは存在していないでしょう。ヒトもそうです。なぜなら、もともとは、生殖を含め、細胞の活動のほとんどが細胞の毛に依存していたからです。
妹尾武治『未来は決まっており、自分の意志など存在しない。』
人生はプロレスである。
心理学的決定論が正しいならば、我々は環境との相互作用に全自動的に反応し、行動を取っていく。事前に全てのことは決まっている。しかし、だからといって人生が輝かないわけではないし、一生懸命に生きることはやはり美しいし、楽しい。
水野雅登『糖尿病の真実』
薬より、名医より、病気を治すのは「考え方」です。
津田倫男『2025年の銀行員』
余人をもって代えがたい。これは幻想だ。本当にそう信じているトップがいるとすれば、本人には悪いが単なる自信過剰か、誇大妄想、あるいは今流行りの「サイコパス」かも知れない。この世に交代しなかったトップは存在しないのである。
デイビッド・セイン『残念な英語』
他の非英語圏の人たちも残念英語を話しているんです。でも大きな違いは、「母国語じゃないから間違っても当然」というスタンスでネイティブと積極的に話します。そうすることでコミュニケーションの機会も増えますし、間違いながら正しい英語を身につけていけるのです。
柏井壽『日本百名宿』
一晩中飲んで踊る。すべてを忘れて。子供だって指笛を器用に鳴らす。なんくるないさ。そう思わなきゃやっていられないのだろう。目が合えば必ず笑顔を返す。虹色の微笑みの中に、蒼い哀しみが映る。切なくて、美しくて、素敵な島。それが沖縄だ。
枡野俊明『人生は凸凹だからおもしろい』
坐禅の「坐」という字は、「土」のうえに二人の「人」が乗っています。一人は本来の自分、もう一人は現実生活を送っている自分です。そこからわかるように、本来の自分といまの自分が向き合うのが坐禅なのです。