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【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.149

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菊池良和『吃音の世界』

一人で悩みを抱え込んでしまったことは、その当時の自分にとって大きな損失だったと思います。「私とは何なのか?」「自分は何なのか?」と悩むときに、自分が抱える問題について正確に知っていれば、余計な回り道をする必要がなかったはずだからです。


倉島節尚『辞書と日本語』

日本語の分かる外国人を増やすことは、日本を理解してくれる外国人を増やすことでもある。国際化に向けて、自国を理解してくれる外国人を多くもつことは、なによりも必要なことである。


斎藤糧三『慢性病を根本から治す』

こと健康情報に限って言えば、知識のインフラがすべての人に平等に行き渡るわけではありません。また、医学はつねに進歩し続けているので、今日の真理が明日の真理のままであるわけでもありません。


前田健太『エースの覚悟』

僕にはいつも自分に言い聞かせている言葉があります。
「僕はまだ全盛期じゃない」
投手のタイトルを全部獲り、日本シリーズで優勝して大きな契約を結んだとしても、そこで「自分は今が全盛期だ」と思ってしまっては成長がありません。

堀内進之介『データ管理は私たちを幸福にするか?』

私たちはそもそも本当に自律し、自由に生きているのだろうか。私たちは誰もが自分を律し、自由に判断ができるという想定を自明視しすぎてはいないか。


景山洋平『「問い」から始まる哲学入門』

「私」の存在の始まりについて考えるとは、自分とは異なる視点にたつ他者との関係がはじめて成立するとはどのようなことかを考えることです。結論を先どりすると、それは、世代を超えてつむぎあげられる他者との繋がりの物語へと生まれ落ちることに他なりません。


おおたとしまさ『なぜ中学受験するのか?』

なんとかいい結果を出させてあげたい。親なら誰もが抱くその気持ちは痛いほどにわかる。しかし、子供が本当に望んでいるのは、親の力でいい成績をとることではない。まず何より、親が自分を信じてくれること。




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