
#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.65
光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受け、光文社新書が「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当・田頭の「勝手な」ふり返り付き。
『饗宴』→『新・居酒屋百選』
個人的に、饗宴には美味しいお酒があるといいなあと思うのでこちら🍶
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) January 5, 2022
📖太田和彦/太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選~名酒放浪編~ (光文社新書) https://t.co/3v17cHx4uU#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません#明けましておめでとうございます https://t.co/mniu9N072x
担当の自己採点★★★★ 「饗宴」という言葉をタイトルに戴く本はたくさんあると思いますが、パッと思いつく好きな本は、高山宏『綺想の饗宴』(青土社)ですかね。高山さんの書名はいつもカッコいい。
『ほら吹き男爵の冒険』→『色彩がわかれば絵画がわかる』
今日1月6日は色の日でもあるのでこちら🎨
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) January 6, 2022
📖布施英利/色彩がわかれば絵画がわかる (光文社新書) https://t.co/8547mSIiO0#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません#既視感のあるリレー https://t.co/T0rS1dL24f
担当の自己採点★★★ 1月6日は、かのシュリーマンの誕生日でもありますが、「ほら吹き男爵」の生みの親と同じというのはなかなかの因縁って気がします。シュリーマンの山師的側面については、『シュリーマン 黄金と偽りのトロイ』(青木書店)、『トロイアの真実』(山川出版社)などが詳しいです。
『月と六ペンス』『1ドルの価値/賢者の贈り物』『賃労働と資本/賃金・価格・利潤』『ゴリオ爺さん』→『お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか?』
お金づくしの古典の締めにはこちら💸
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) January 7, 2022
📖エノ・シュミット 山森亮 堅田香緒里 山口純/お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか? (光文社新書) https://t.co/MtBBUy5fIN#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/3sM05VgvNJ
担当の自己採点★★ よくよく写真を見ると10億円札なんですね。いま気づきました笑。アラビア数字のほうが大きい新札だとすぐわかるんでしょうが……。不明を恥じたい笑。
『フランケンシュタイン』→『ISの人質』
原作に忠実ではあるものの、映画と併せて読んでいただくと、ダニエル・リューさんが感じた恐怖を2倍で追体験できる一冊ならこちら👓
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) January 11, 2022
📖プク・ダムスゴー著、山田美明訳/ISの人質~13カ月の拘束、そして生還~ (光文社新書) https://t.co/LEGENtpzfN#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/I7vkIBUwxa
担当の自己採点★★★ 映画『ある人質 生還までの398日』は、そのへんのホラーなんかよりよっぽど怖い映画
という気がします。人間のやることって恐ろしい。
『法王庁の抜け穴』→『〈宗教化〉する現代思想』
キリスト教への反発を作品に滲ませ続けたジッドなら、ニヤリと賛同してくれるんじゃないかと思われる一冊はこちら💁♂️
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) January 12, 2022
📖仲正昌樹/〈宗教化〉する現代思想 (光文社新書) https://t.co/8UFdFpXHTi#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/5CSqvkYqtq
担当の自己採点★★★★ ジッドは冗談のわかる人物だったと思われるので、たぶん笑ってくれるんじゃないかなあと。この小説はヌーヴォー・ロマンの先駆けといった紹介をされることが多いですが、「無償の行為」とか「障害と信仰」といったテーマもちりばめられていて、ものすごく読み応えがあります。