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【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.144

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更谷富造『漆芸―日本が捨てた宝物』

知識としての判断力ではなく自分自身の心が下す選択。それは暮らしの中で教養と感性を高め、自分の内面を豊かにしておくことで可能になる。


加藤徹『漢文の素養』

江戸時代から明治にかけて、漢文は「生産財としての教養」であった。日本の中流実務階級にとって、漢詩文は風雅な趣味ではなく、実社会で仕事をするための生産的な教養であった。


ナカムラクニオ『洋画家の美術史』

西洋人が「木を見る」のに対して、東洋人は「森を見る」と言われるように、日本の画家たちはどこか見ている視点が違うような気がする。アジア的な土着的感性、アニミズム、不完全さ、余白の美のようなものが、どの作品からも薄っすらと感じられるのが興味深い。


香西秀信『論より詭弁』

われわれは、表現しようとする対象を、ある程度は自由に「名づけ」ることができる。そしてその程度が度を超したとき、われわれはそれを詭弁と罵るのである。


佐藤優『同志社大学神学部』

イエスは、人々に悔い改めを訴えた。悔い改めはキリスト教の基本のはずだ。しかし、キリスト教徒は悔い改めを忘れてしまった。プロテスタント教会は、市民社会と呼ばれる資本主義システムと自己同一化してしまった。


マイク・モラスキー『日本の居酒屋文化』

「居酒屋は味と価格だけではない、五感をもって満喫する場所である」というのが私の持論である。さらに、「居酒屋は〈味〉よりも〈人〉である」と確信している。


中原淳+パーソル総合研究所『残業学』

世の中で喧伝されている働き方改革関連のニュースは「枝葉」ばかりを追いかけているように見えます。「木」も見ていませんし、ましてや「森」も見据えていません。本来問われなければならないのは、働き方の変革によって「日本をどういう社会にしていくか」ということです。




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