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【3/25発売!】ずっと憧れていたイトウハジメさんのコミックを出せることになりました!

こんにちは。光文社新書の藤です。
私、作家のイトウハジメさんが大大大好きなのですが(デビュー作から全巻持っております)、この度、イトウ先生の最新刊を弊社より出版させていただくことになりました。3月25日発売です!(嬉しい…。)

インスタグラムから人気爆発! 
現役“美術の先生”イトウハジメさんの最新刊!

『イトウ先生の世界一わかりやすい美術の授業』です!

3月の発売までの間、カウントダウン的にnote上で書籍の中身をいち早くご紹介していこうと思います!

※本文先行公開中! 巨匠・ゴッホの「最期の一日」は下記に…

・第1弾 自殺?他殺?いまだ謎のゴッホ「最期の一日」
・第2弾 ゴッホの絵は生前に評価されなかった?
・第3弾 諸説あり!ゴッホの「絶筆」について
・第4弾 「ゴッホ最期の一日」エンディング

・・・

本書は「読むだけでアートに詳しくなる」コミックエッセイです!

今回の書籍は、イトウ先生にとっては初めて「史実に挑戦する作品」となります。読むだけで美術史に詳しくなる一冊です。
と、申しますのが、モネ・ゴッホ・シャガール・藤田嗣治など、美術の教科書では超おなじみの巨匠たちの青春時代の苦悩名画誕生の背景を、イトウ先生の中で読み解いていただき、コミックエッセイ形式にしていただいたのです。

ゆえに…「読むだけで美術史に詳しくなるコミックエッセイ」!

画家と私たち、青春は似たようなもの

本書の特徴として、「巨匠たちの青春」と「悩める中学生の日常」を交差するように描いていることが挙げられます。こんな感じです。

イトウ先生の美術の授業136-137準備室

「なんかやる気出ない」と美術準備室に避難する中学生男子。…そういう気分の時ってありますよね、うんうん。

イトウ先生は中学生(または現代を生きる我々)の悩める姿と、巨匠たちの苦悩の日々を同等のモノとして描いています。両者に大きな違いはない、というのが先生のお考え。

初心者歓迎! 美術史の巨匠が身近に感じられます

そのため本書を読むと、美術史の巨匠たちが非常に近く感じられるのです。例えば印象派を代表する巨匠・モネさん。幼いころから勉強嫌いで学校にもなじめず、画塾に通うもうまくいかず…です。(巨匠に気安いですが、気持ちはわかります…。そういう時期ってありますよね)

イトウ先生の美術の授業16-17モネ

イトウ先生の美術の授業17モネ

学校の授業中、先生の目を盗んで熱心にカリカチュア(漫画風の人物画)を仕上げるモネ少年。(この後怒られます)
…授業中になると落書きしたくなるんですよね、なぜだか。

本書はイトウ先生の、中学美術講師としての実体験がベースになっています。それゆえ中学生でも楽しめる読みやすさ! 美術初心者の方から手に取っていただけます。それでいて絵画の見方やより深く理解するためのヒントが満載! あと、画家の人生に涙腺も崩壊です。

次回の記事から、巨匠ゴッホの”最期”を描いた最終章を、公開します!

・・・・・

(※以下、担当編集が「イトウ先生の本、出せる!」とハイテンションさで書いたnoteさんのお題「#部活の思い出」の小話です。とある美術部員の日常、ということで…)

【noteお題 #部活の思い出
小話:「絵を描け」と言う美術部顧問と「描かない」と譲らない部員が30日近く争った話。

こう書くと既に勝敗は決しており、我々部員側は不利に見えますが、子供ながら訴えたいことがあったのです!

それは「絵って強制されて描くもんじゃないだろ?」というもの。描きたい欲求が生まれた時に描くべきだろ、と我々は考えていた訳です(高校2年女子がピヨピヨいっています)。

相対する美術部顧問はその年に赴任してきたベテランの先生。部活動にユルい県立高校だったのですが…、毎日部室でダラダラ過ごす我々を見かねたか

「…なぁ、部室にいてしゃべってるだけじゃ何も広がんないだろ? …秋の県の美術展を目指して描くとか、なにか決めてさ…」

と、仰る。

その「目標を先生に決められる」ということ自体、気に入らない(ピヨピヨ!)。我々、お菓子つついておしゃべりに興じながら絵を描く”欲求待ち”をしているんですから(モグモグ)。
故に、

「…描かない」
「いやだからさ」

「描かない!!」

――かように両者のすれ違いは著しいものでした。

顧問の言うことも最もで、我々美術部は女子10数名という所帯。放課後の部室に集まってお菓子を食べながら恋愛相談とかして6時ごろに下校していただけでございます。
青春の有効活用であり、一方で何かしら機会損失が生じていたのかもしれません。

この一か月に及ぶ争いを、上手いこと納めたのも顧問先生です。
先生は趣味で海外の笛(今思えばケーナです)を吹いており、

放課後、美術準備室から「ほー、ほー」と、鳥さんの鳴き声のごとく素朴な音色がするんですね。不思議に思い美術準備室を覗き「コモン、それ何?」と聞くと「笛」と。で、「…コーヒーでも飲むか?」と手ずから、豆を挽いて淹れてくれました。

それをきっかけに、我々女子美術部員たちは美術準備室に入り浸るようになります。
コモンは毎回コーヒーを挽きます。ガリガリガリ…。
気付けば我々は和解しており、県の展覧会に向け、夏の間は大きめの油絵を各自で描こうと決めておりました。よかった、美術部。ありがとう、コモン。親鳥and雛鳥。

顧問がコーヒーを豆から挽いて淹れてくれるわけですから、贅沢な部活動でした。
で、こう言っちゃ何ですが、恐らく絵を描いても描かなくても、どっちでも楽しかったです。顧問とコーヒーとお菓子と日々の細やかなトラブルの話があれば、絵はあってもなくて、どちらでも。

 今でも懐かしく思い出される部活の話ございました。

(お題小話、終わり)

永遠の青春感!学生時代の懐かしさが蘇る一冊

こんなところまで読んでくださった方にはお礼しかございません。ありがとうございます。イトウ先生、いいですよね。学校に紐付いた懐かしい感情が、イトウ先生の作品に触れるとふわわっと蘇るがしております。

忘れていた顧問へのご恩をも思い出させてくれた、「永遠の青春感」溢れるイトウハジメ先生の作品。次回は冒頭を公開します。ご期待ください。








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