【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.67
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増井俊之『スマホに満足してますか?』
駄目なシステムを改良したい場合、すべてをゼロから書き換えたくなるものですが、そうするとかえって状況が悪くなることが多いというのが定説です。地味な改善をゆっくり積み重ねるようにすれば、クレームが出ることなく改善が進み、大きな成功につながる可能性が高いでしょう。
稲月明『僕はガンと共に生きるために医者になった』
ひとりの人生で、なにもかもすべてを実現することはできません。自分という人間の良いところ悪いところを知り、強いところ弱いところを知り、自分に与えられた能力を精一杯発揮した人生を送ること。それを君たちにも期待しています。それが、親孝行そのものだとお父さんは思います。
春日知昭『面白いことは上司に黙ってやれ』
とにかく今一番重要だと思うのは、「未来思考」に頭を切り替えてほしいということだ。個人個人が未来思考に頭が切り替わっていけば、だんだんに社会全体も「未来思考」に頭が切り替わっていくだろう。そうすれば、夢や創造性がずっと育まれやすくなる。
野口恵子『バカ丁寧化する日本語』
相手に敬意を表して、祝福や感謝を伝えたいときに、小道具は要らない。ときには言葉も要らない。笑顔と拍手だけでもいい。相手に敬意を表して、喜んでもらいたいときに、言葉を飾る必要はない。表情や態度が多くを語る。
貞友義典『リピーター医師』
何科でもいいのです。信頼できるホームドクターを持つことが、まず必要です。普段から良い関係を作り上げた医師を持つことです。そして、診療科が違っても、その医師に相談し、その医師から良い医師を紹介してもらうのです。
平林岳『パ・リーグ審判、メジャーに挑戦す』
ストライクゾーンが狭いほうがバッターには有利ですが、有利ということと、打ちにいく頻度や回数は別のことです。ストライクゾーンが狭くなると見送りが増えるため、打ちにいく回数自体が減ってしまい、かえって打ち合いにならないという面もあるのです。
大村大次郎『役人に学ぶ「闇給与」のススメ』
給料に代わって「現物支給」を増やせば、社員は給料をもらっているのと同じメリットを享受できる上に、税金や社会保険料の大幅な節減になるわけです。社会保険料が下がれば会社も儲かるし、会社にはさらに消費税の節減というメリットもあります。