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【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.79


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石黒圭『文章は接続詞で決まる』

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接続詞もまた言語の一部であり、「そして」には「そして」の、「しかし」には「しかし」の固有の論理があります。しかし、その論理は、論理学のような客観的な論理ではなく、二者関係の背後にある論理をどう読み解くかを示唆する解釈の論理なのです。


前川孝雄『1万円払うなら、上司と3回飲みなさい』

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なぜ誰も真実を言わないのでしょうか?
「やりたいこと」というのは、なにかに熱中している過程で自然に生まれてくるものだということを。そして、その「なにか」というのは、かならずしも自分で決めなければならないものではなく、他人から与えられたっていい、ということを。


瀬川松子『亡国の中学受験』

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いつ伸びを見せるか、いつが学びに適した時期であるかは、子どもによって異なっている。中学受験をしないと、あるいは中学受験の世界で成功しないと、希望がないということでは、決してない。


守山実花『食わず嫌いのためのバレエ入門』

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ルイ一四世は踊ることで、自らの権力を誇示し、バレエを保護していった。そこには甘ったるい感傷など微塵もない。バレエは権力の象徴であり、男の牙城だったのだ。(中略)そして、そんな豪華な饗宴を開催できること、それはすなわち巨大な権力と富の証であったのだ。


丹羽基二『日本人の苗字』

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身分は固定され、自分のようにダイナミックな出世は望めない社会を作った秀吉。為政者とは恐ろしいもので、功名をよく知る彼が、庶民の苗字を封ずる側に回ったのは不思議ではない。戸籍を作り、民の名前を管理すること。それこそ施政の第一歩である。


大原瞠『住みたいまちランキングの罠』

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不動産評価は、鉄道沿線や地名の持つブランドイメージで値段が決まってしまう例があることからわかるように、安全に関する客観的データと、各地域の持つ安心(または不安)なイメージなら後者が優先されて、まちの評価が決まってしまうことが多いようです。


大平万里『「代謝」がわかれば身体がわかる』

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生命にとって、「水」は必須の化合物である。その「水」に溶けないという脂質の特異な性質が、細胞膜を作り、エネルギー源となり、様々な重要な生理活性を持って働いている。ある意味、脂質は水の中で育んできた生命活動をたおやかに支える母親のような存在といえよう。




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