気になる「まえがき」特別公開! 新刊『定年前、しなくていい5つのこと』(大江英樹著)
こんにちは。
光文社新書の12月新刊『定年前、しなくていい5つのこと』。
お陰様で多くの方に手に取っていただいているようです✨
前回の記事(「目次を大公開!」)でもご紹介しましたが、
著者の大江英樹さんは、勤めていた企業を定年する間際、諸事情から、貯蓄が150万円しかなかったそうです。
現在68歳の大江英樹さん(経済コラムニスト)。お若いですね!!
貯蓄が少ない、仕事はどうするか。家族は、暇な時間は…。老後を考えると、不安はつきませんよね…。
それでも大江さんは、不安を煽る言説「べき論」「ねばならない論」にダマされてはいけない、と言います。どういうことでしょうかね…?
今日は、本文から、「はじめに」を特別公開しますね。ぜひ読んでみてください✨
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はじめに 大江英樹
「定年」は、全てのサラリーマンにとって人生の大きなイベントです。
当然、多くのサラリーマンが、「定年」が近づくにつれて、「定年後は一体どうすればいいのだろう?」、そして「定年前に何をしておけばいいのだろう?」と大きく悩むことになります。
そんな気持ちを揺さぶるかのように、世の中にはいわゆる「定年対策本」の類いがたくさん出ていますし、また勤めている会社では、50代も後半になると、対象者向けに「セカンドライフセミナー」などと称した定年準備セミナーが開かれたりもします。
私は現在68歳ですが、自分が定年を迎えた60歳の少し前にも、こういう類いの本を読んだり、セミナーを受けたりしました。
ところが、どれも今ひとつ自分の心にしっくりきませんでした。
そして自分が実際に定年になって8年経ってみると、やはり自分が覚えた違和感は間違っていなかったと強い確信を持つようになりました。
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多くの定年対策本やセミナーで語られていることは、あまり正しくないことが多いのです。その理由は、実際に「定年」を経験したことのない人や、定年の経験はあってもかなり昔のことだったりする人が語っているからです。
さらに悪いことに、それらの言説は、どちらかと言えば「不安を煽る」タイプのものが多いということです。
ところが私自身の体験から言えば、定年は、迎えるまでは不安は大きいものの、実際に経験してみると、それほど心配する必要はないことがよくわかります。
むしろ、そうした不安に煽られて、間違った行動を起こす方がよほど危険なことだと思います。
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本書は、今の時代における「定年後のリアル」をお話しすることで、「間違った定年の常識」や「間違った定年対策」に惑わされることのないよう、皆さん自身で考えていただくためのヒントを提供したいと思って書きました。
定年前にありがちな「しなくていいこと」の数々をお伝えすることで、みなさんのお役に立てればと思います。
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以上、「はじめに」のご紹介でした。
いかがでしたか…?
まずは心配しすぎるよりも、安心して楽しむ気持ちで過ごそう、その方が上手くいくという、「定年楽園」の考え方を、大江さんは提唱されています。
ぜひ、読んで見てくださいね。
目次を知りたい方は、以前ご紹介したこちらの記事も、どうぞ!!
↓↓↓
ではでは、またお会いしますよ…!!!
大江英樹さんのオンラインセミナー(Zoom)も引き続き参加者募集中です!
◆2021年1月12日(火)午後8時~
◆参加費:1000円(サイン入り新書付き)
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