
#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.7
光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受けて、光文社新書がそれに「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当の「勝手な」ふり返り付き。
『ミミズによる腐植土の形成』→『土』
というわけで、ミミズが豊かに形成する土壌について詳しすぎるくらい掘り下げているお話はこちら🔨
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) July 9, 2020
📖 藤井一至/土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて (光文社新書) https://t.co/pcvdxGhZJ8#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/KUexCcYr5H
担当の自己採点★★ 着想は悪くないのに、「というわけで」と書き出している意味がよくわからないので減点とします。
『失われた世界』→『自画像のゆくえ』
かの世界的な名探偵の生みの親がハマるくらいだから、さぞや深い魅力が隠されているんだろうなということがよくわかる一冊はこちら🤔
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) July 10, 2020
📖 森村泰昌/自画像のゆくえ (光文社新書) https://t.co/oqc9lhWpSc#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません#夜分遅くにすみません https://t.co/6bJD8BtCjN
担当の自己採点★★ ちょっと何言っているのかわからない感もありますが……確かなのはこの森村さんの600ページを超える自画像論が畢生の大作であるということです。ちなみに本書が誕生するまで20年かかったという担当編集のエピソードは涙なしでは読めませんよ。
『ほら吹き男爵の冒険』→『教養は「事典」で磨け』
こういう素敵な装丁の本が似合う書庫をお持ちの、現代を代表する愛書家の著者さんはこちら📚
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) July 13, 2020
📖 成毛眞/教養は「事典」で磨け ネットではできない「知の技法」 (光文社新書) https://t.co/h9LT1YJP2a#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/EPurs9fLiz
担当の自己採点★★★★ 本の帯に使用させていただいていますが、成毛さんのご自宅地下にあるという書庫はうらやましくなるほど素敵です。
『ニコマコス倫理学』→『自己分析論』
ニコニコなアリストテレスの先生の方はというと、実はけっこうダークなヤツだったんじゃないかということがわかるのはこちら😎
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) July 14, 2020
📖 高橋昌一郎/自己分析論 (光文社新書) https://t.co/p8Zjhms25n#デモクリトスが可哀想 #勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/g8gOTreiS4
担当の自己採点★★★★ 「ダーク」とはライバルと目したデモクリトスの著作を集めて焼いた行為を指していますが、「焚書」って文明に対する挑戦といいますか、フォローしづらいくらい後世の評価を下げる所業でしょうに……。プラトンの意外な一面でした。
『マルテの日記』『ハムレット Q1』『トニオ・クレーガー』→『語彙力を鍛える』
今日の古典新訳文庫のインスタをどうしてもうまく拾うことができず、すっかり万策尽きてしまったので、一から出直すつもりで手にとった一冊はこちら🤯
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) July 15, 2020
📖 石黒圭/語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング (光文社新書) https://t.co/DP88R9oExt#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/dCHpq9ezuc
担当の自己採点★ このときは「デンマーク」にうまくオチをつけられず、こうした苦しいツイートになってしまいました。『ISの人質』になぜ思いが至らなかったのでしょうか…(「人質」となったのはデンマーク出身のカメラマン)。猛省し、勉強しなおしてまいります。