【お知らせ】note連載「『ボヘミアン・ラプソディ』の謎を解く」書籍化が決定しました!
■書籍化決定!
明けましておめでとうございます。
編集部の高橋です。
年明け早々、今日はみなさまに嬉しいお知らせがございます。
………タイトルにもありますように、本連載「『ボヘミアン・ラプソディ』の謎を解く」の書籍化が決まりました!
【これまでの連載記事はこちら↓↓↓】
思えば菅原さんから編集部にかかってきた1本の電話をきっかけに、書籍を刊行する運びとなるとは何が起こるか本当にわからないものです。
そして、連載開始からほぼ丸一年が経っているんですね……この頃はまだコロナ禍も起きていなかったことを考えると、時の流れの速さも身に沁みます。
【連載の経緯についてはこちらをご覧ください↓↓↓】
■書籍化の注目ポイント!
出版の時期は2021年春~夏を予定しています。
そして重要なポイントですが、noteでの連載に加え、新たに2章分を書き下ろします!
noteでの連載は第4章で終わり、『ボヘミアン・ラプソディ』をめぐる「謎」は解けたかのようにも見えます。しかし、実は「謎」には続きがあります。「謎」の奥のそのまた奥を探っていくと、そこにはフレディと私たちの新しい物語があったのです。
当初、偶然ラジオで聞いたカミングアウト説に、一体どこから始まったのだろう?と率直な疑問を抱いた私のリサーチは、とりあえず答えを得たようであった。
しかしまだなにかすっきりしない。正直なところ、カミングアウトかそうでないかはどちらでも構わないのだ。それよりも、この言説が生まれ、広がりつつあることについて、どうもなにかひっかかる。
本当のリサーチはそれからだった。
(本連載第4章「『ボヘミアン・ラプソディ』はフレディのカミングアウトソング」説を広めた黒幕は誰か?に対する暫定的な結論より)
映画の大ヒットとラミ・マレックのアカデミー賞受賞スピーチなど、2021年の現在に連なる「謎」。その答えを探した旅の足跡が第5章、第6章に書き記されます。ぜひ、その目で真実を確かめてください!
さらに、菅原さんの恩師とも言える方との座談会やQueenの独特な美的センス、昨今の映画界のマイノリティに関する動向など、『ボヘミアン・ラプソディ』を読み解く「副教材」となるようなコラムも多数収録予定です。
詳細が決定しましたら、改めて発表させていただきます。
それではみなさま、今年もどうぞよろしくお願いします。
【菅原さんのプロフィールはこちら↓↓↓】
すがはら・ゆうこ/学術博士(名古屋大学)
専門は映画研究。
元々の洋画好き&洋楽好きが高じて、現在は非常勤にて名古屋市内複数の大学で英語講座を担当。
『ボヘミアン・ラプソディ』は大学1年生対象の授業で曲を扱ったのがきっかけで、その後カルチャーセンターから愛知サマーセミナーの講座へと発展。ファンの方々の熱い思いに直に触れ、リサーチをまとめたものを書き下ろしました。『ボヘミアン・ラプソディ』の謎解きの、さらに向こうにお連れします。現在、出版するべく奮闘中。応援よろしくお願いします!