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【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.97

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古野まほろ『警察官の出世と人事』

【1】第97回

警察は一般社会の学歴などどうでもいいと思っていますが、警察部内における学歴には異様にこだわるからです。(中略)人事・出世のあらゆる段階において、それだけを見るわけではありませんが、必ず参照されるのが、警察官になってからの学歴であり成績です。


石倉昇 梅沢由香里 黒瀧正憲 兵頭俊夫『東大教養囲碁講座』

【2】第97回

中学生以上の人が囲碁を学ぶときには、小学生が学ぶときのように、理屈抜きにひたすら打って試行錯誤で学ぶのではなく、囲碁の基本的な考え方を言葉を通じて学ぶのが、いいのではないかと思います。


渡瀬裕哉『税金下げろ、規制をなくせ』

【3】第97回

はっきり言って徴税とは、政治家が自らの票田にバラ撒くために集金するシステムです。このバラマキ利権にありつけない人が元気をなくしていて、なおかつ規制や納税のための無意味な作業に従事させられることで、結果として日本全体が沈んでいるのです。


駒井稔+「光文社古典新訳文庫」編集部『文学こそ最高の教養である』

【4】第97回

小さな声でそっと言いますが、文学はすぐには役に立ちません。身も蓋もないことを言うようで恐縮ですが、すぐには役に立たないからこそ、極めて大切なものであり、教養として身に付けるべきものなのではないでしょうか。


倉山満『検証 検察庁の近現代史』

【5】第97回

厳密には、刑事裁判は「裁く」のではなく、審査する場である。なぜ被告人は被告人席に立っているのか、それを法廷において説明するのが検察官である。刑事裁判とは、司法権(裁判官)による行政権(検察官。広い意味では警察官も入る)の手続きに不正が無かったかどうかの審査なのである。


篠田哲生『教養としての腕時計選び』

【6】第97回

今や時計はアートや音楽と同じように「教養」となった。時計を知るということは、人間の知の歴史を学び、宇宙の仕組みを知り、摩擦や磁気が機械に与える影響を理解するということなのだ。


小杉俊哉『ラッキーをつかみ取る技術』

【7】第97回

大事なのは絶対にやる! と決意することです。三日坊主になっても、また再開すればよいのです。継続はできなくとも「断続」は力なり、です。




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