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【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.116

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森田麻里子『科学的に正しい子育て』

いくら「科学的に正しい」方法でも、それがママ・パパや子どもたちに合わなければ意味がありません。どんな選択をしたら家族みなが笑顔で幸せでいられるのか。ご家庭にとってのベストな道は、科学的な正しさとはまた別に考える必要があります。


内田洋子『ジャーナリズムとしてのパパラッチ』

オンライン上に無料情報が溢れていて、有料媒体は悪戦苦闘している。テロや戦争、大災害、といった暗い話題しか報道されない印象もある。出版の不振の裏には、不況以外にも、これ以上世の中の不幸を知りたくない、という読者の拒否反応があるのかもしれない。


佐藤克文『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ』

科学の歴史を見る限り、具体的目標を掲げて行われる研究が、当初の予定に沿った成果を収めることはごくまれである。研究者一人一人が、純粋に自分の興味の赴くままに突き進んだ先に行き着いた発見が、結果的に予想外の分野で大きく役に立つといった例が非常に多い。


佐光紀子『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』

大切なのは古い価値観に振り回されず、自分の生活に自信を持って暮らすことではないだろうか。言い換えれば、家族や周りの人と食べること、しゃべること、笑うこと、休むこと、そしてその準備という家事を含めた日々の暮らしを自分らしく楽しむことなのだ。


山本博文『切腹』

責任を取って切腹するという潔い態度は、個々の人間の精神としては美しいと思う。しかし、それが上から強制される時には、上の者の体のよい責任逃れとして使われることが多い。現在の日本でも、そのような構造は、官僚組織や会社組織などに根強く残っているのではないだろうか。


高城剛『高城式健康術55』

様々な情報と憶測が流れ、正解のない世界をさまようような気分だが、わかったことは、もはや「自分の身は自分で守るしかない」ということだけだと痛感する。


林芳亨『日本のジーパン』

何かをがらりと変えてしまうことはジーパンづくりの世界にそぐいません。
繰り返しになるけど、ジーパンはファッションじゃない。
追求はするけど、変えないことが大事なんです。




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