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【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.95

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電通九州・香月勝行 妹尾武治 分部利紘『売れる広告 7つの法則』

【1】第95回

大事なのは、相手に自分ごと化され、価値がある存在だと「Identify(認識)」されること。(中略)人はニーズがない限りモノを買うことはありません。ゆえにモノを売るには、ニーズを持っている人に、しっかりと商品の価値を認識してもらうことが不可欠となります。


野口聡一 矢野顕子『宇宙に行くことは地球を知ること』

【2】第95回

宇宙の法則をアタマで理解するより先に、無重力とか地球の光とか宇宙の闇を自らの五感で感じ取りたい。ムズカシイ宇宙論は時とともに変わる可能性があるけれど、自分の感性でつかみ取ったものは誰にも侵されない、自分自身の貴重な宝になると信じているからです。


柴田友厚『日本のものづくりを支えた ファナックとインテルの戦略』

【3】第95回

既存の主力顧客は、イノベーションの真価を評価できるとは限らないのである。むしろ主力顧客への過剰適応はイノベーションへの対応を遅らせて、結果として企業の衰退につながる危険性すら存在するということだ。


吉川英一『一生好きなことをして暮らすための「不労所得」のつくり方』

【4】第95回

「お金に色はついていない」といいます。もちろん不正な手段でお金を得るのは論外ですが、苦労所得も不労所得も同じお金です。一番怖いのは「財布がカラになる」ことです。そうならないためにも、お金儲けに対する偏見を捨てることだと思います。


小沼竜太『伝え方は「順番」がすべて』

【5】第95回

順番を間違えると人の心は離れる。順番を徹底的に考える。
たとえばそれが一日のデートのプランニングだったとしても、順番は大事だ。レストランに行く前にバーには行かないし、バーに行った後、映画館には普通は行かない。


宮元健次『仏像は語る』

【6】第95回

人間にとって最も切実な問題である死について悩む者は、死の恐怖から逃れるため、阿弥陀如来を刻んだ。また病いに苦しむ者は苦痛をいやすために薬師如来を、弱い心や迷いをかかえる者は、それらを断ち切るために不動明王や金剛力士を刻んで、ただひたすら祈ったのである。


山田雅夫『スケッチは3分』

【7】第95回

コンピュータであってもフリーハンドであっても、線が本質的にもっている記号性自体に変わりはないのですが、後者による線が(中略)どれほど魅力的であるかは、前者による線描写を見れば見るほど実感できます。すなわち、手書きの線がもつ味わいに勝るものはないといえるのです。




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