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ついに嬉野雅道さんのエッセイ連載「嬉野珈琲店」が紙の本になりました!

光文社新書

お待たせいたしました!

こんにちは。新書編集部の河合です。

嬉野雅道さんのエッセイ連載「嬉野珈琲店」が昨年の暮れに終わってはや8ヶ月。長らくお待たせしてしまいましたが、ついに連載が紙の本にまとまりました!   

時間をたっぷりといただいた分、とても豪華な内容になっております。この記事ではそんな気になる本の中身の紹介と、嬉野さんに書き下ろしていただいた「はじめに」を公開いたします! 最後には「目次」も掲載していますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

まずは本の内容をご紹介!

今回の目玉は、なんといっても2冊セットになっている点です! 一冊は単行本(四六判)、もう一冊は光文社新書をオマージュした別冊付録になっています。さらに2冊がすっぽりと収まるブックケース付き。書店さんではブックケースに入って並んでいますので、お探しの時は次の写真を目印にしてください!

なかなかない箱入りです。

ここからは、単行本と別冊付録をそれぞれもう少し詳しく紹介させていただければと思います。

『思い出リゾート』(単行本)

まずは単行本から。こちらは連載時の「嬉野珈琲店」をあらため、「思い出リゾート」というタイトルに変わりました。その理由は記事の最後に公開する「はじめに」で嬉野さんが語ってくれていますので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

単行本はその手触りもこだわりポイント。
わずかにざらざらした質感はずっと撫でていたくなります。

本では連載記事から珠玉の15話がまとまっています。思い出の鰻重のお話や、長年悩まされた金縛りのお話……。どれも嬉野さんの人生哲学満載で、きっと皆さんの琴線に触れるお話もあるはず。

さらに、連載にはなかった一話も収録しています。そこでは嬉野さんが「水曜どうでしょう」に携わる前までのお話が。「水曜どうでしょう」の編集に至った経緯も書かれていて、読んだら改めて番組を見直したくなること間違いなしです。

カバーを含めたイラストはそれぞれお話のあるシーンをもとに描かれています。
どの場面がもとになったのか、気になる人はぜひ探してみてください。

『ロケの手応えゼロだった「水曜どうでしょう」の新作はなぜおもしろかったのか』(別冊付録)

つづいて別冊付録。こちらは連載で大人気だった記事「ロケの手応えゼロだった『水曜どうでしょう』の新作は、なぜ、おもしろかったのか」が、そのままで一冊にまとまっています。

まさかのコラボ。その手触りまで光文社新書と一緒です。

内容はタイトルにある通り2020年の新作、「21年目のヨーロッパ21ヵ国完全制覇」について。ロケから編集まで2年近く空いてしまうほど、ロケに手応えを感じていなかったにもかかわらず、番組はおもしろくなっていた。その理由はなんなのか。嬉野さんご自身が当時のロケを振り返りながら、その理由を探ります。「水曜どうでしょう」の本質にまで迫っていきますよ! noteでは第1話をそのまま公開していますので、気になる方はまずこちらからどうぞ。

それでは最後に単行本から「はじめに」を公開いたします。

はじめに

この本は2020年のクリスマスの夜から1年間Web上に連載したものの一部に加筆修正をくわえ、巻末に新たにもう1章を追加したものです。

連載時は「嬉野珈琲店」というタイトルでしたが、読み返すと、どれも私の思い出ばなしになっており、そんならと、このさい改題して『思い出リゾート』としました。

さらに趣向として別冊で新書が付録についています。これは、ちょうど連載が始まる頃に地上波で放送が始まっていた「水曜どうでしょう」の新作「21年目の欧州21カ国完全制覇」が、〝番組初期の頃の雰囲気があっておもしろい〟と世間で評判となり、でも、当事者であるどうでしょう軍団4人のロケ中の印象としては、かつてないほどの駄作になりそうだという危惧があっただけに、「おもしろくなっていたこと」に、実は4人の方がポカンとしてしまったのです。さらに今回、旅の言い出しっぺだった私が編集を仰せつかるという事件もあり、あまりにも久々だった編集をやりながら、でもそこから見えてくる「どうでしょう軍団」の人間関係が実に特殊で興味深くて、連載の第1話から夢中でその考察を続けた連載6話分を抜き出し、それを光文社さんのご厚意で光文社新書の体裁にしてもらい『ロケの手応えゼロだった「水曜どうでしょう」の新作はなぜおもしろかったのか』というタイトルで新書として読んでもらおうという趣向です。

もちろん、2冊のうちのどちらから読んでいただいてもかまいません。でも、私としては新書から読んでいただき、そのあとでオマケのように『思い出リゾート』をお読みいただければと思います。

世の中にはね、「思い出なんか」と、軽く思っておられる人も多々おられるかもしれません。しかしね、〝思い出とは、出会いの別称〟ですよ。人生に意味があるとすれば〝良き出会い〟を得ることが出来た偶然にこそ意味がある。

人生最期のとき、私は、美味かったメシと、懐かしい出会いをくれた人たちとの思い出の中を、ジェットコースターのように次々と経巡りながら新たな次元へとワープして行きたいと願うばかりです。生きている限り、私は思い出とともに前を向く。そういう生き方でありたい。あぁ人生、思い出なくて何の果報ぞ。

〝生きぬれば、腹へることこそうれしけれ 平和よ続け 美味いもの食いたいぞ〟

では、お読みください。

目次

思い出リゾート(単行本)

ロケの手応えゼロだった「水曜どうでしょう」の新作はなぜおもしろかったのか(別冊付録)

著者プロフィール

嬉野雅道(うれしのまさみち)
1959年生まれ。佐賀県出身。「水曜どうでしょう」(北海道テレビ)のカメラ担当ディレクター。愛称は「うれしー」。ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞、文化庁芸術祭賞テレビ・ドラマ部門優秀賞など多くの賞を受賞したドラマ「ミエルヒ」では四宮康雅氏と共同で企画を担当し、福屋渉氏とともにプロデューサーも務めた。「愛と平和と商売繁盛」「負けない」がモットー。どうでしょう藩士と奥様に人気。著書に『ひらあやまり』(角川文庫)、『ぬかよろこび』『ただばたらき』(ともにKADOKAWA)、『週休3日宣言』『なんだか疲れる』(いずれも藤村忠寿との共著、烽火書房)など。


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