見出し画像

【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.108

バックナンバーはこちら


奥村佳史『法人税が分かれば、会社のお金のすべてが分かる』

法人税の悩みは、資金繰りの悩みなのです。
会社のお金の有る無しに関係なく、利益(≒所得)という概念上の金額から法人税の額を決めるため、現金がないのに現金を国に納めなくてはならない。どんな方法で納税資金を用意すればいいのかというのが日本中の会社の悩みなのです。


平朝彦 徐垣 末廣潔 木下肇『地球の内部で何が起こっているのか?』

論点は次のように集約できる。すなわち、私たちはまだ、この地球の活動について十分に理解しておらず、地球の活動に対して人間社会がどのような対応をすべきか、その指針はまだ脆弱である、と。これは地震や津波だけではなく、地球温暖化や砂漠化などの環境問題についても同様である。


山中克郎『医療探偵「総合診療医」』

医師と患者さんとの関係も、人と人との関係ですから、相性があります。名医だと評判の高い医師でも、相性がよくないこともあります。ベテランだからといって、いい医師だとも限りません。新米の医師でも、患者さんの話をよく聞き、よく勉強している人は、いい医師です。


酒井穣『「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト』

経営の近くに行ける人材は、物事を自分の頭で考えることができる人材です。あたりまえのようですが、物事を自分の頭で考えるということは、周囲の「流れ」に身をまかせて生きるのをやめるということであり、「空気」に従わない強さを身につけることです。


勝間和代『お金は銀行に預けるな』

私たちは働き過ぎているから自由時間が少なく、子育ても、金融を勉強する暇もなく、金融の勉強をしないからますます働かなければならない、という悪循環に陥っているのです。この悪循環を絶つためには、金融を勉強する時間を「作る」しかありません。


夏井睦『炭水化物が人類を滅ぼす』

神は死んだのではなく、そもそも最初から神ではなかったのだ。人間の過ちを正すのは人間にしかできない。ならば、穀物を神にまつりあげたのが古代の人類であるなら、その誤りを正すのは私たちの仕事だ。


辛酸なめ子『大人のコミュニケーション術』

コミュニケーション以前に見えないエネルギーのやりとりがあるので、内心(この人感じ悪いな)と思うと以心伝心で相手に伝わってしまい、変な空気になってしまいます。(中略)心の中で相手をジャッジしないことが、コミュニケーションの鍵なのです。




この記事が参加している募集

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

光文社新書ではTwitterで毎日情報を発信しています。ぜひフォローしてみてください!