【リレーエッセイ】新書大賞はじめ受賞ラッシュ! ちょっと神ってる!?
見出し画像

【リレーエッセイ】新書大賞はじめ受賞ラッシュ! ちょっと神ってる!?

前回のリレーエッセイで〈「煮卵」「バッタ」「美意識」などヒット作連発〉とありましたが、アランちゃん16歳のこの時期、それらの書目が数々の賞を受賞することになります。今回は受賞式の模様を含め、ビジュアル多めでお届けしましょう。再び編集部の三宅が担当します。

受賞ラッシュ! レシピ本大賞から新書大賞まで

画像13

まずは、微妙に時期がずれますが(2017年9月12日)、『世界一美味しい煮卵の作り方』が大賞を受賞した「第4回 料理レシピ本大賞」の様子。著者のはらぺこグリズリーさんは顔出しNGですので、レシピ本大賞アンバサダーのキャイーン天野ひろゆきさんのみのカットです。

このとき会場では、はらぺこさんのレシピ通りの煮卵が振る舞われたのですが、好評ですぐに売り切れた記憶があります。

画像2

画像3

印刷会社さん、製本所さんからお花をいただきました。どうもありがとうございました。ちなみに設置されているのは弊社ロビーです。

画像15

2017年4月刊行の『データ分析の力 因果関係に迫る思考法』(伊藤公一朗著)が、まず「第60回 日経・経済図書文化賞」を受賞しました。表彰式は2017年11月13日です。写真は受賞スピーチを行う伊藤さんです。前回のエッセイでは少ししか触れられていませんが、例年なら、本書一冊出れば万々歳のクオリティの高さと売れ行きです(今も貴重なロングセラーで、紙も電子版も動き続けています)。

画像5

『バッタを倒しにアフリカへ』(前野ウルド浩太郎著)が「第71回 毎日出版文化賞 特別賞」を受賞。贈呈式は2017年11月30日でした。前列右の前野さん、モーリタニアの正装がキマッています。ちなみに前野さんの後ろは、弊社前社長の丹下です。

画像6

『データ分析の力 因果関係に迫る思考法』が「第39回 サントリー学芸賞」を受賞しました。著者の伊藤さんは前列左です。贈呈式は2017年12月11日。「日経・経済図書文化賞」と「サントリー学芸賞」をダブル受賞した新書は、本書が初だったと記憶しています(当時)。

画像7

そして『バッタを倒しにアフリカへ』の新書大賞受賞式。場所は中央公論新社さんの会議室です(2018年2月9日)。多くの社員の方々が見守る中で前野さんが喜びのスピーチをしています。モーリタニアの民族衣装よりもレアなスーツ姿。このときは『データ分析の力 因果関係に迫る思考法』も新書大賞6位に入賞しました。

画像8

画像9

このときも印刷会社さん、製本所さんからお花をいただきました。何度も恐縮です!

画像10

山口周さん(左)の『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』が「ビジネス書大賞2018 準大賞」を受賞しました。受賞式は2018年7月24日。ちなみに大賞は『SHOE DOG』(東洋経済新報社)です。

画像11

ややアランちゃん16歳からずれるのですが(2018年11月6日)、『バッタを倒しにアフリカへ』が「第6回 ブクログ大賞」を受賞しました。ブクログの方が弊社まで来てくださいました。このとき収録されたインタビューがたいへん素晴らしい内容でしたので、貼り付けておきます。

画像12

こちらも少し時期がずれますが、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』が「HRアワード2018」最優秀賞を受賞しました(2018年11月13日)。中央右が著者の山口周さんです。

画像13

番外編ですが、実は新書編集部では翻訳単行本も出しておりまして、『ヒルビリー・エレジー』でこのような賞もいただきました。

こうしてたくさん賞をいただいて、浮かれ気分のアランちゃん16歳でした。ただ、受賞対象となったのはすべて15歳時に刊行されたものです。16歳時はどうだったのでしょうか?

アランちゃん16歳の売れ行き良好書

累計部数2万部以上の新書をピックアップしました。部数順です。

・名画で読み解く イギリス王家12の物語 中野京子
・知の越境法 池上彰 
・土 地球最後のナゾ 藤井一至 
・炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】 夏井睦
・雲を愛する技術 荒木健太郎 
・劣化するオッサン社会の処方箋 山口周 
・「女性活躍」に翻弄される人びと 奥田祥子
・「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす 佐光紀子
・美術の力 宮下規久朗 
・労働者階級の反乱 ブレイディみかこ
・追及力 望月衣塑子 森ゆうこ

トップは現在『名画で読み解く プロイセン王家12の物語 』が絶好調の中野京子さん。『イギリス王家』はこの前作にあたります。『土』の藤井さん、『雲』の荒木さんと、若手理系研究者の著書もよく読まれていますね。お二人とも大活躍中です。今をときめくブレイディみかこさんの初新書もランクイン。池上さん、夏井さん、山口さんは強し。よく見るとほぼ半分を女性著者が占めています。

画像14

ちなみに藤井一至さん(右)は『土 地球最後のナゾ』で、翌年の「第七回 河合隼雄学芸賞」を受賞されます(弊社からの生花もトリミングで入れてみました)。まだ受賞ラッシュは続いていました。

自分の担当書籍の振り返り

この時期に担当した新書は次の10冊です(刊行順)。4点、増刷になりました。

・医学部バブル 河本敏浩
・精神鑑定はなぜ間違えるのか? 岩波明
・1985年の無条件降伏 岡本勉
・メルケルと右傾化するドイツ 三好範英
・誤解だらけの人工知能 田中潤 松本健太郎
・住みたいまちランキングの罠 大原瞠
・東大生となった君へ 田坂広志
・天皇と儒教思想 小島毅
・地上最大の行事 万国博覧会 堺屋太一
・劣化するオッサン社会の処方箋 山口周 

『メルケルと右傾化するドイツ』の三好範英さんですが、前作『ドイツリスク』で「第25回 山本七平賞特別賞」を受賞されています。本作は、政界を引退するメルケルさんの人生をコンパクトに知ることができる一冊ですので、オススメです。

堺屋太一さんは残念ながらこの翌年にお亡くなりになります。最後にお仕事する機会をいただけて、大変光栄でした。

アランちゃん16歳の一冊

画像15

小島毅著『天皇と儒教思想』

本書は各所で、出口治明さんにご高評いただきました。その一節を引用させていただきます。

天皇陛下のご退位まで1年を切った。憲法が定める象徴天皇制を我が国に根付かせようと懸命に励まれた両陛下のご努力には、ただただ頭を垂れるしかない。『天皇と儒教思想』は我が国が近代国家となる黎明(れいめい)期に光を当て、両陛下の宮中行事や祭祀(さいし)などが明治期に新しくつくられたことを明らかにした、天皇制を考える上でまたとない力作だ。(「日経ビジネス」WEB版、2018年7月6日)

前回のリレーエッセイ

過去のリレーエッセイ


この記事が参加している募集

私の仕事

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
光文社新書

よろしければサポートをお願いいたします。もっと読んでいただけるコンテンツを発信できるように、取材費として大切に使わせていただきます!

いい本との出会いがありますように!
光文社新書の公式noteです。2021年10月17日に創刊20周年を迎えます。光文社新書の新刊、イベント情報ほか、既刊本のご紹介や注目の連載をアップしていきます。お気に入りの一冊について書かれたnoteを収録するマガジン「#私の光文社新書」の投稿をお待ちしています!