【リレーエッセイ】コロナ禍のヒット新書/治部れんげさんとの"なれそめ”
アランちゃん誕生年から1年ずつ、編集部員が綴ってきたこのリレーエッセイも、次回が最終回。光文社新書19歳の年(2020年10月~2021年9月)は永林が担当します。
この年は、最初から最後までずーっと新型コロナ禍の自粛生活。我らが出版社にもいろいろな打撃がありました。緊急事態宣言で大型書店が閉まったり、リモートワークの推進によって書店から人影が消えたり……。デジタルコミックの売り上げが過去最高を達成したいっぽう、書店で買う人もまだまだ多い紙の本は、けっこうな苦境に立たされた