
#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.44
光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受け、光文社新書が「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当・田頭の「勝手な」ふり返り付き。
『現代の英雄』→『天気痛』
梅雨の季節になると、ペチョーリンも英雄どころか調子を崩してしまったかもしれないのでこちら☔️
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) June 14, 2021
📖 佐藤純/天気痛~つらい痛み・不安の原因と治療方法~ (光文社新書) https://t.co/kwvZ60VN3X#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/Bjpj8kELCI
担当の自己採点★ ちょっと適当な返しすぎますね……。せめて『犬は「びよ」と鳴いていた』くらいにしておくべきでした。反省します。
『オルラ/オリーヴ園』→『辞書を編む』
モーパッサンの造語である「Horla」は手元の仏和辞典には載っていないので、三浦しをんさん『舟を編む』の馬締光也的編集者の出現を願ってこちら📖
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) June 15, 2021
📖 飯間浩明/辞書を編む (光文社新書) https://t.co/hWEfflrkKn#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/7NwwrWBK82
担当の自己採点★★★ この日は前日とは一転、少しは考えてツイートしたようです笑。光文社新書には、馬締光也のモデルとされる倉島節尚さんの『辞書と日本語』という名著があります。ぜひご一読ください。
『コモン・センス』→『ルポ 不法移民とトランプの闘い』
『コモン・センス』からカマラ・ハリスの間にはこんな人もいたということでこちら🇺🇸
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) June 16, 2021
📖田原徳容/ルポ 不法移民とトランプの闘い~1100万人が潜む見えないアメリカ~ (光文社新書) https://t.co/mpKYThqANB#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/INKCeSG6pG
担当の自己採点★★★ まったく笑えない冗談みたいな人が大統領を務めていた時代なわけですが、後世の歴史家がどのように記述するかが興味深いです。
『海に住む少女』→『喪失学』
哀しくも美しい表題作は、少女の喪失の物語として読むこともできそうなのでこちら😢
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) June 18, 2021
📖坂口幸弘/喪失学~「ロス後」をどう生きるか?~ (光文社新書) https://t.co/GANv8R2yGa#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/WQ3F2t8p5F
担当の自己採点★★★ タイトル的にも内容的にも、宮崎駿監督に映画化してもらったらさぞいい作品になる気がするのですが、いかがでしょうか。久石譲さんの音楽が聞こえる気がします。
『ブラス・クーバスの死後の回想』『ドン・カズムッホ』→『三島由紀夫 幻の遺作を読む』
死後に回想録を綴る人もいれば、自分が浸かった産湯の金だらいを記憶している人もいるくらい、作家には多種多彩な方がいるということでこちら🖋
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) June 21, 2021
📖井上隆史/三島由紀夫 幻の遺作を読む~もう一つの『豊饒の海』~ (光文社新書) https://t.co/aL5v5Y9n0U#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/2L1f0AzxEo
担当の自己採点★★★ 「死後に回想録」云々というのは『ブラス・クーバスの死後の回想』のことを指していますが、なかなか斬新な小説なのでぜひ読んでみてください。そういえば、まったく偶然のタイミングですが、もうすぐ憂国忌ですね。