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【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.143

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中田力『天才は冬に生まれる』

コペルニクスの時代、地球が動かないという概念は、「全能の神」をも巻き込んだ絶対的な中心教義であった。(中略)「世の確信」と真っ向から対立する理論を堂々と主張出来るまでになった科学者の背景には、どれだけの知識と熟慮とが存在したかは、想像を絶するものがある。


山口真一『正義を振りかざす「極端な人」の正体』

正義とは、非常に扱いの難しいものである。人は「自分は正しい」と思った時こそが、一番危険だ。正義とは、人々の目を曇らせる。自分のことは棚に上げ、間違っているというレッテルを貼った人や企業を非難する。


飯田泰之『マクロ経済学の核心』

政治家が提案する様々な政策が、標準的なマクロ経済学の知見に基づくとどのような経済的影響をもたらすのか。基礎的な知識なしでは、選挙のたびに乱発される政治家の美辞麗句に踊らされるだけの投票行動になってしまいます。


中川右介『松竹と東宝』

文化・藝術に親しみ支援する経済人はいたし、趣味で自作する人もいただろう。だが、興行を、本業の鉄道、不動産、百貨店と並ぶ一大ビジネスにした経済人は、小林一三だけだった。


瓜生知史『魚はエロい』

一見結びつきそうにないが、海の生き物と生態観察を愛する人間にとっては「魚」と「エロ」が結びつくのはごくふつうで、当たり前のことなのだ。


山本博文『殉教』

殉教すれば、神の前で最高の位につくことができる。すべての罪が許され、煉獄の苦しみは免除され、天国では光背を頭にいただき、受けた傷は光り輝く。つまり日本人キリシタンにとって、表向きだけでも棄教することは許されず、むしろ進んで殉教することが求められていたのである。


町田健『ソシュール入門』

コトバというのは「雨が降っている」とか「この木の実は食べられる」のような「事柄」を伝達するために使われるのが基本です。こういう事柄を表すために使われるのが「文」という単位なのでして、要するに文があってこそのコトバというわけです。


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