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パパの家庭進出が、ニッポンを変えるのだ!

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ソーシャルマーケター、そしてnoteの人気クリエイターの前田晃平さんが、光文社新書noteに登場。パパになって初めて気づいた日本社会の不平等を、エモい実体験とカタいデータを組み合… もっと読む
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#パパの子育て

日本のジェンダーギャップ問題でフォーカスされるべきは、女性じゃなくて、男性なのだ!

こんにちは! 認定NPO法人フローレンスの前田晃平と申します。親子にまつわる社会問題を解決する事業開発やマーケティングに従事しつつ、ヒーヒー言いながら妻と二人三脚で1歳になる娘の子育てに奮闘しています。 来たる5月19日(Amazonは18日)、光文社より拙著「パパの家庭進出がニッポンを変えるのだ」を上梓することになり、Amazonの予約が始まりました🥳🎉 以前から、個人のnoteで書き綴ってきた記事を光文社noteの共同マガジンでも発表していたのですが、出版カウントダウ

「今時、声に出してはいえないけど、少子化って、女性が社会進出するせいだよな」と思っている人へ

こんにちは! 認定NPO法人フローレンスの前田晃平です。今回の記事では、少子化の原因についての誤解について解いていきます。 日本の少子高齢化施策が完全にターゲットを外している件について「少子高齢化がヤバイ」といわれて久しい日本ですが、そのヤバさがいよいよ極まっています。前年、出生数は統計開始以来過去最低の86万人となって世間に衝撃を与えましたが、21年度は、新型コロナの影響で80万人を下回る可能性があります。 政府も、こりゃなんとかしないと!ってことで、様々な施策をうって

本当は、パパだって子育てしたいんだ……!!

まだ娘が生まれる前、妻の妊娠中の話。 私が住んでいる東京のある地域では、「ハローベビー教室」という自治体主催のイベントがあります。初めて子育てをする妊娠中のママとパパを対象としたもので、赤ちゃんのお風呂の入れ方やら抱っこの仕方やらを、助産師さんたちが教えてくれます。 いいイベントですが、イケてない点がひとつ。平日の昼間開催だったのです。これでは、産休中のママや自由業のパパは参加できても、平日勤めのパパの参加は困難です。幸い、私は子育てに理解ある職場に務めているので、有休を