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全文公開【まとめ】

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記事一覧

島村菜津さんの新刊『世界中から人が押し寄せる小さな村~新時代の観光の哲学』より「…

 まえがき――増える廃村と空き家 イタリア半島は、島国である日本のほぼ五分の四の大きさだ…

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お金の増やし方、ではなく、価値ある使い方を学ぶ……新刊『お金の賢い減らし方』(大…

『90歳までに使い切る お金の賢い減らし方』はじめに まずは本書を手に取っていただいたみな…

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「日本一の頭脳」たちはどこから集うのか|小林哲夫

東大=日本一の大学 政治家、官僚、一部上場企業の社長、最先端分野の研究者などには、東京大…

光文社新書
3週間前
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増税気運が高まるかたわらで、放置されている約8.3兆円もの税金|高橋祐貴

放置される8.3兆円 基金は本来、必要額が見込みにくい事業のために設置されるものだ。その年…

光文社新書
1か月前
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哲学にとっては2000年以上のテーマーー「友情」について考えた哲学者をたどる|戸谷洋…

プロローグ漫画家である尾田栄一郎の代表作に、『ONE PIECE』がある。一九九七年から連載が開…

光文社新書
1か月前
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『教育大国シンガポール』で5年暮らした研究者の現地からの報告――母親、子どもたち…

はじめに 2022年、春。麗らかな日差しに、風が吹くとまだ少し肌寒かった4月1日、私は自…

光文社新書
2か月前
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一体誰がつくったどんな味? 「おふくろの味」ミステリーの謎を解く|湯澤規子

「おふくろの味」という世界 聞きなれた言葉であるがゆえに、実体があると思い込んでいるもの。しかし、よく考えてみると、それは実際に存在するのか否か曖昧模糊としており、もしかしたら幻想に過ぎないのかもしれないと思えてくるものがある。その一つに、「おふくろの味」という世界がある。  この本を手に取ったあなたは、「おふくろの味」という言葉から、まず、どのような世界やイメージを思い浮かべるだろうか。イメージではなく、具体的な一品を思い浮かべる人もいるかもしれない。ところが、そのイメー

誰が、なぜ、どのように「小学校受験」を選択しているのか…?? 教育学者が当事者の声…

はじめに 子どものために「よい教育環境」といわれる場があれば、多くの親はそれを我が子にも…

光文社新書
3か月前
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安いこと、美味しいこと、健康によいこと、そして楽しいこと。――イワケン流「食事術…

はじめに――安くて、美味しくて、健康で、楽しい食事 こんにちは。岩田健太郎と申します。感…

光文社新書
3か月前
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私たちに古文は本当に必要なのか、歴史を通じて本気で考えてみた|前田雅之

他者としての古典 古典を学ぶ価値や意味はあるのか?  その答えはおそらくこういうものだろ…

光文社新書
3か月前
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プロボノと利他と広告と。杉山恒太郎さん、山口周さんの特別対談を公開!――新刊『広…

上の記事では『広告の仕事』から「はじめに」と目次を公開中です。 プロボノの大きな意味 杉…

光文社新書
3か月前
4

岡田尊司著『不安型愛着スタイル――他人の顔色に支配される人々』のまえがき&目次を…

はじめに 不安型愛着スタイルとは 「人に気を遣いすぎて、疲れてしまう」 「自分のことが嫌わ…

光文社新書
4か月前
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突如、家族もろとも消えた、セリエA優勝3回の名監督をご存じですか?――『セリエA発…

藤島大さんが素晴らしい書評を書いてくださいました。 あとがき――アールパード・ヴァイスを…

光文社新書
4か月前
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杉山恒太郎さんの新刊『広告の仕事 広告と社会、希望について』より「はじめに」と目次を公開します!

はじめに──広告から〝公告〟へ環境変化とともに変わる役割 「遍(あまね)く広く告げる」と書いて「広告」だけれど、僕は「公に告げる」と書いて「公告」という感覚が現代では必要だと思っている。 「公」=パブリックの意識を持った新しい伝え方をしないと、広告には明日はない。逆にいえば、「公告」に姿を変えることで、広告はまだまだ多くの人々に必要とされていくはずだ。公共広告に関わっているときから、このことは仄かに感じていたが、蒙が啓かれ確信に変わったのは比較的最近、「プロボノ」を始めて