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農家はもっと減っていい 淘汰の時代の小さくて強い農業

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久松農園代表で、農業界指折りの論客である久松達央氏が、日本の農業の問題点をエビデンスに基づき、ロジカルに、実体験もふんだんに盛り込み、忖度なしで解説。プロフィールはこちら:㈱久松… もっと読む
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#私の仕事

淘汰時代の農業サバイバル【Vol.5・最終回 まっつん農園】好き嫌いで決める=正解のない苦しみとつきあう

淘汰時代の農業サバイバル【Vol.5・最終回 まっつん農園】好き嫌いで決める=正解のない苦しみとつきあう

『農家はもっと減っていい 農業の「常識」はウソだらけ(光文社新書)』の著者である(株)久松農園代表の久松達央による個別無料コンサルティング。最終回の第5弾は、茨城県かすみがうら市でナス、インゲン、ネギ、ブロッコリーの露地栽培を行うまっつん農園の松本浩司さんです。久松さんが畑を訪問し、「これからも好きなことに邁進していいのか」という松本さんの葛藤に寄り添いました。

6刷!

コンサルレポート第1弾

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【連載 農家はもっと減っていい 番外編】②働きながらしか書けない

【連載 農家はもっと減っていい 番外編】②働きながらしか書けない

㈱久松農園代表 久松達央

私が1冊目の『キレイゴトぬきの農業論』を書いた直接のきっかけは、親しい友人の勧めです。本を書くということが何を意味するかも分からなければ、世に名を馳せて何事かを成し遂げようという「男子の本懐」も持ち合わせていない私に、友人は執筆を奨励し、編集者を紹介するまでしてくれました。そんな後押しを受けて、ようやく出版にこぎつけた怠惰な人間です。

私は、自分のものの見方を知ってく

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