恋愛学で読みとく「文豪の恋」

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人気連載「恋愛学で読みとく『文豪の恋』」が光文社新書になりました!

みなさん、こんにちは。note担当の田頭です。

下のトップ画像、見覚えのある方も多いのではないでしょうか? そうなんです、実はこのnoteのスタート以来、ずっと人気を集めていた森川友義先生の連載「恋愛学で読みとく『文豪の恋』」が、ついに1冊の本にまとまったんです!

光文社新書9月刊です!

今日9月17日に紙版は全国発売、電子版も本日同日発売となっています! ちなみにこちら、noteの連載が初

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白樺派のあの文豪が小説に書いた和紙屋さんで買物をしてみた|恋愛学で読みとく「文豪の恋」【番外編】

note担当の田頭です。

連載「恋愛学で読みとく『文豪の恋』」の第3回の写真をどうするか考えていたときのこと。近所の公園の撮影スポットやら撮影用小道具やらのネタがそろそろ尽きてきて、何かないかなーとあれこれ思いを巡らせていました。

あ、そういえば。

思い出しました。赤坂の豊川稲荷の御朱印帳が大正ロマンっぽくて可愛かった気がします。あれに何かヒントはないかな、『友情』の雰囲気には合うんじゃない

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武者小路実篤『友情』は誰もが直面する「報われない恋」の救いとなるのか #3_2

武者小路実篤『友情』が長年読み継がれたのは、明治の時代にはまだ新鮮だった自由恋愛がしっかり描かれた小説だったからということが論じられた前回。後編では、その恋愛心理のなかでも、「報われない恋」の形態である「片思い」「叶わぬ恋」「失恋」をいかに巧みに段階的に描写しているかを明らかにします。現代にも通じる恋愛心理の普遍性に迫る後編をお楽しみください。

前編はこちら。

『友情』における恋愛の形態① 「

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武者小路実篤『友情』は恋するすべての人が読むべき最良の教科書だ #3_1

第3回として採り上げるのは、白樺派の中心人物の一人、武者小路実篤の『友情』です。 

『友情』は1919年10月から新聞社の連載として書き始められたものですが、1920年に完成し、一冊の本として出版されました。『こころ』が1914年でしたので、それから6年後の出版になります。年代的にはそれほど変わりませんが、恋愛の描写は実に奔放、自由主義的な理念を掲げる白樺派の代表作の1つと言えます。文体の美しさ

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『舞姫』の時代を知るのに最高の1冊です|恋愛学で読みとく「文豪の恋」【番外編】

note担当の田頭です。3連休の初日、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

この光文社新書noteで好評連載中の「恋愛学で読みとく『文豪の恋』」はもう読んでいただけましたでしょうか。 

おかげさまでじわじわと人気上昇中です。近々第3回として三角関係を描いた武者小路実篤『友情』編をアップしますので、お楽しみに。よろしければマガジンのフォローもお願いします!

さて、今日はこの第2回で採り上げた『舞

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森鷗外『舞姫』は2つの今日的恋愛のテーマを先どりしていた小説である #2_2

森川友義教授が恋愛学の視点から名作に描かれた恋を読みとく好評連載。発表以来「クズ男」と罵倒され続けた豊太郎を新鮮な視点から擁護してみせた第2回の後編では、豊太郎の選択が妥当であった合理的な根拠と、『舞姫』に描かれた恋の今日的な意義について考察します。

前編はこちら。

費用対効果その① ベルリンに留まった場合

「ベルリンに留まる」場合の長所は以下の2つです。

1つめは、ドイツという自由な社会

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