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高橋昌一郎の「視野を広げる新書」

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知的刺激に満ちた必読の新刊「新書」を選び抜いて紹介。あらゆる分野の専門家がコンパクトに仕上げた新書で、多種多彩な世界に「視野」を広げます。
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#推薦図書

なぜ「高学歴難民」が生じるのか?|高橋昌一郎【第15回】

博士課程難民・法曹難民・海外留学帰国難民ミシガン大学大学院に留学していた頃、同期で最も優…

光文社新書
9か月前
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「国連」で働くとはどのようなことか?|高橋昌一郎【第14回】

世界に羽ばたく国際公務員1917年(大正6年)3月、会員制の経済団体「日本工業倶楽部」が設立さ…

光文社新書
9か月前
90

もはや「恋愛結婚」は終焉するのか?|高橋昌一郎【第13回】

「恋愛」と「結婚」の多様化「愛」とは何か。一見身近で誰でも知っている概念のように映るが、…

光文社新書
10か月前
95

なぜ「原爆初動調査」の真実が隠されたのか?|高橋昌一郎【第12回】

「放射性残留物」の隠蔽1942年9月、46歳のレズリー・グローヴス准将が原子爆弾プロジェクトの…

光文社新書
10か月前
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なぜ「高齢女性受刑者」が急増しているのか?|高橋昌一郎【第11回】

「小集団」の中で生きる人々アルカイダのテロリスト数百人を追跡調査した結果、75%は結婚し67%…

光文社新書
10か月前
97

なぜ「新幹線」は世界に誇ることができるのか?|高橋昌一郎【第10回】

「世界で最も安全な高速鉄道」もしパーティが開かれたら、何時に訪問するかという「エスニック…

光文社新書
11か月前
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なぜ日本で「まともな議論」ができなくなったのか?|高橋昌一郎【第9回】

「白黒論法」と「単純化」一般に、物事をはっきりさせるために「白か黒か決着をつけよう」などということがある。相撲には「星取表」があるが、この表には勝てば「白星」、負ければ「黒星」が書き込まれる。これに類似した勝負の表は、囲碁や将棋をはじめとする多くの対戦型ゲームで用いられている。このように、結論を「白」か「黒」かのどちらかに二分させる思考法を「白黒論法」あるいは「二分法」と呼ぶ。 ところが、実は「白か黒しかない」という思考法は、論理的には完全に間違っている。というのは、碁石の

なぜ「失われつつある現場」を撮影するのか?|高橋昌一郎【第8回】

アルベール・カーンとマルグリット・メスプレ読者がパリを訪れることがあったら、ぜひお勧めし…

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人類は「キラー・ロボット」を開発してよいのか?|高橋昌一郎【第7回】

フランケンシュタイン・コンプレックスとキラー・ロボット1818年、イギリスの小説家メアリー・…

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「心理学」は「科学」といえるのか?|高橋昌一郎【第6回】

リトル・アルバート実験想像してみてほしい。ちょうど今、読者はマラソンを走り終えたばかりで…

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なぜ「宇宙検閲官仮説」が必要なのか?|高橋昌一郎【第5回】

ペンローズとホーキング2020年度のノーベル物理学賞は、「ブラックホール形成が一般相対性理論…

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なぜ「テロリズム」が「正義」になってしまうのか?|高橋昌一郎【第4回】

「テロリスト」と「真の愛国者」2022年7月8日、奈良市大和西大寺駅前で参議院選挙の応援演説を…

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そもそも「自由」とは何か?|高橋昌一郎【第3回】

「許される自由」と「許されない自由」近代の快楽主義すなわち「功利主義」の創始者として知ら…

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【第2回】なぜ「ヒューマンエラー」が生じるのか?|高橋昌一郎

脳とAIの本質的な相違ミカン1個とリンゴ1個で合計500円になる。リンゴはミカンより400円高い。さて、ミカン1個の値段は幾らだろうか? ミカン1個は100円に決まっていると思われた読者には、もう一度落ち着いて考えていただきたい。ミカンが100円であれば、リンゴはそれよりも400円高い500円となり、ミカン1個とリンゴ1個では合計600円になってしまう。 正確には連立方程式を立てればよいのだが、そこまでしなくてもミカンが50円だとおわかりになるだろう。するとリンゴは450