フォローしませんか?
シェア
光文社新書
2022年6月23日 17:30
【連載】農家はもっと減っていい:大淘汰時代の小さくて強い農業⑦㈱久松農園代表 久松達央農業の兼業化の裏には、あまり語られない農家の「不都合な真実」があります。それが農地の転用問題です。食糧増産をスローガンに戦後農地開発が進み、耕地面積はピーク時の1961年には609万haに達しています。その後公共事業でさらに110万haもの農地が造成されているにもかかわらず、耕地面積は減り続けて現在は440万
久松農園
2022年6月16日 07:40
8月に刊行予定の久松の新著にまつわる様々なゲストをお迎えして雑談形式でお話を伺う『クロストーク 大淘汰時代の農業』をシリーズでお届けします。今回は、8月に出る新著を担当してくれている光文社の編集者 三宅貴久さんにお話を伺いました。お相手は久松と中小企業診断士の岡安 裕一さんです。SpotifyはこちらからAnchorはこちらから・光文社新書のコンセプト「知は現場にある」・「良書幻想
2022年6月9日 17:30
【連載】農家はもっと減っていい:大淘汰時代の小さくて強い農業⑥㈱久松農園代表 久松達央大きなトレンドには目を塞ぎ、「緊急対策」で目先の不満をガス抜きするのは農政の変わらぬ十八番です。コロナ禍の下でも「販売促進緊急対策事業」と称して、一部の農産品、水産品のEC販売の送料を無料にするというキャンペーンが行われています。「農家や漁師を助けて下さい!」というフレーズは、とにかく一部の都市住民の心を
2022年6月2日 17:30
【連載】農家はもっと減っていい:淘汰の時代の小さくて強い農業⑤㈱久松農園代表 久松達央農業は清貧で善なるもの、という都市住民のイメージは大変根強いものです。農業を主な仕事とする基幹的農業従事者は2020年時点で136万人。人口比でいうと1%ちょっとしかいませんので、大都市圏に住んでいる人はそもそも農業者と直接の接点がないのでしょう。日本と米国の間に深刻な貿易摩擦があった1980年代から90