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農家はもっと減っていい 淘汰の時代の小さくて強い農業

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久松農園代表で、農業界指折りの論客である久松達央氏が、日本の農業の問題点をエビデンスに基づき、ロジカルに、実体験もふんだんに盛り込み、忖度なしで解説。プロフィールはこちら:㈱久松… もっと読む
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淘汰時代の農業サバイバル【Vol.3 十勝清水コスモスファーム】難しくておもしろい「鮮やかな撤退」と「心地よい縮小」

淘汰時代の農業サバイバル【Vol.3 十勝清水コスモスファーム】難しくておもしろい「鮮やかな撤退」と「心地よい縮小」

『農家はもっと減っていい 農業の「常識」はウソだらけ(光文社新書)』の著者である(株)久松農園代表の久松達央さんによる個別無料コンサルティング。第3弾は、北海道十勝地区で肉用牛の一貫生産をしている十勝清水コスモスファームの安藤智孝さんが、公私にわたる今後の方向性について相談しました。

6刷決定!

コンサルレポート第1弾はこちら。

コンサルレポート第2弾はこちら。

今回の相談内容農業を始めて

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【連載 農家はもっと減っていい 番外編】②働きながらしか書けない

【連載 農家はもっと減っていい 番外編】②働きながらしか書けない

㈱久松農園代表 久松達央

私が1冊目の『キレイゴトぬきの農業論』を書いた直接のきっかけは、親しい友人の勧めです。本を書くということが何を意味するかも分からなければ、世に名を馳せて何事かを成し遂げようという「男子の本懐」も持ち合わせていない私に、友人は執筆を奨励し、編集者を紹介するまでしてくれました。そんな後押しを受けて、ようやく出版にこぎつけた怠惰な人間です。

私は、自分のものの見方を知ってく

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