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辛酸なめ子の「大人の処世術」

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「巧みな世渡り」の3歩手前。辛酸流「なんとかやっていく技術」。だいたい月1回のペースで、ゆっくり世界に溶け込んでいく予定です。
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記事一覧

生成AI、どう使う?|辛酸なめ子

生成AI、どう使う?|辛酸なめ子

消えた10万円 生成AIを活用できるかできないかが、運命の分かれ道……。そんな空気が高まっている中、インスタに流れてくる「ChatGPTセミナー」のURLをついクリックしてしまいます。2020年のコロナ禍に、手に職をつけなければと焦燥感に駆られた感覚が蘇ります。データサイエンティストに憧れて「データサイエンススクール」に10万円(全国民に配られた給付金)を入金したけれど、結局何も身に付かなかった件

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私の歯医者克服法|辛酸なめ子

私の歯医者克服法|辛酸なめ子

「その遺伝子、ほしいです!」 先日、LINEグループに、大きめの虫歯が見つかってショックだと書き込んだところ、とくに誰からも反応がなく……。いたわりの言葉や、はげましの言葉があったら心強かったのですが、仕事関係の仲の良い方々のLINEグループで、皆さん忙しいからリアクションできなかったのかもしれない、と思いました。

 でも、そのあと皆で集まった時に、歯医者の話題になって驚きました。2人の女性は「

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「なぜかお金がある人たち」研究|辛酸なめ子

「なぜかお金がある人たち」研究|辛酸なめ子

「景気が良い人たち」の不思議 先日、記者やライターとして長い経歴を持つ少し年上の友人と話していて、「そういえばこの30年間、原稿料って全然上がってないんですよね」と言われ、ハッとしました。物価上昇を身にしみて感じていたので、もしかしてこれが「スタフグレーション」というものかもしれません……と、書いて検索したら正しくは「スタグフレーション」だったことが判明し、意識の低さを痛感。友人に「いや、それどこ

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光合成、はじめます……?|辛酸なめ子

光合成、はじめます……?|辛酸なめ子

体調と人間関係のトレードオフ 肉をほとんど食べない生活になってから3年半。子どもの頃は肉至上主義の家で育ったため、料理に肉がたくさん入っていると嬉しい、という思考回路でした。30代前後、肉の中でも牛肉を食べるともやもやしたり集中力が落ちることに気付き、まずは牛肉をやめました。そして2020年の2月頃、マイクロブタカフェでブタと友だちになれると思ったのがきっかけとなり、豚肉と鶏肉も含めて肉全般をでき

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「最近楽しいことあった?」問題|辛酸なめ子

「最近楽しいことあった?」問題|辛酸なめ子

「落ち着いたら会おうね」の副作用 このところなぜか友人知人と疎遠になっています。「コロナが落ち着いたら会おうね」と、コロナを口実に数年間、会う機会が減っていた友人が何人かいました。コロナ禍が明けてからは「落ち着いたら会いましょう」と言われて、何が落ち着いたらなのか、もはや主語がなくなっています。他にも、一年半以上前にお花見に行こうと計画していたのに「日時が決まったら連絡します」と言われたまま音信が

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団体ツアーで瀕死の「禊」体験 in 沖縄|辛酸なめ子 その1

団体ツアーで瀕死の「禊」体験 in 沖縄|辛酸なめ子 その1

アウェイ空間で「圧倒的成長」? 大人になると、自分にとって不得意な分野や苦手なことはスルーするようになります。子ども時代に苦しめられていた体育の授業も、大人になってからは回避可能。誰かにプールやアスレチックに誘われても断ることができます。でもいっぽうで、苦手なことをそのままにしていると、人間的に成長できないとか、来世に持ち越すことになる、という説も。私の場合、運動全般が不得意だったのですが、中でも

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