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新書こそが教養!

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現代の日本社会では、多彩な分野の専門家がコンパクトに仕上げた「新書」こそが、最も厳選されたコンテンツといえます。この連載では、哲学者・高橋昌一郎が「教養」を磨くために必読の新刊「…
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【第1回】「教養」への第一歩は「自分とは何か」を知ることにある!

■膨大な情報に流されて自己を見失っていませんか? ■デマやフェイクニュースに騙されていま…

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【第100回】なぜ「パラドックス」が「最強に面白い」のか?

「囚人のジレンマ」2人の銀行強盗が警察に捕まったとする。検察官は2人に罪を認めさせたいが、…

光文社新書
11か月前
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【第99回】「戦前」とは何だったのか?

「戦前」を支えた「神話」「戦前」という言葉を聞いて思い浮かぶのは、天才的な業績「多変数…

光文社新書
11か月前
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【第98回】なぜ「統一教会」は25年以上も放置されてきたのか?

「性・金・恨」に基づくカルト分析1998年(平成10年)9月22日午前10時、第143回国会参議院法務…

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【第97回】なぜ「優しいコミュニケーション」がとれなくなったのか?

コミュニケーションの「思いやり」先日、ある出版社の編集者から「バカをテーマにした新書」を…

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【第96回】なぜ日本の税金の「ゆくえ」は「暗闇」なのか?

誰もが目を背けてきたズサンな実態2020年4月1日、当時の安倍晋三首相は記者会見で、日本郵政の…

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【第95回】いかにして「破滅」寸前の日本が救われたのか?

「日本のいちばん長い日」1936年(昭和11年)2月26日午前5時、陸軍大尉・安藤輝三の指揮する一隊が侍従長官邸を襲撃した。侍従長・鈴木貫太郎は、兵隊から頭・肩・左脚・左胸の四カ所を撃たれて倒れた。血の海になった八畳間に安藤が現れると、下士官が「中隊長殿、とどめを」と言った。安藤が軍刀を抜くと、部屋の隅で兵隊に押さえ込まれていた妻・たかが「お待ちください」と叫び、「老人ですからとどめは止めてください。どうしても必要というなら私が致します」と言った。安藤は頷いて軍刀を収め、「鈴

【第94回】ウィーン・フィルの「しなやかさ」とは何か?

ウィーン・フィルの自主運営ミシガン大学に留学していた頃、マリアというベネズエラからの留学…

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【第93回】生殖医療の最前線で何が起こっているのか?

「生命倫理」の意味が問われている1978年7月25日、世界最初の「試験管ベビー」が誕生した。妻…

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【第92回】日本の「戦争放棄」条項は誰の発案だったのか?

昭和天皇と幣原喜重郎首相と ダグラス・マッカーサー元帥の3人の当事者日本国憲法第九条は、「…

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【第91回】なぜ日本の大学が「壊れて」しまうのか?

国立大学に対する「国家統制」2022年10月、「東京医科歯科大学」と「東京工業大学」は国立大学…

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【第90回】「量子力学の多世界解釈」は「最善」か?

「無数の平行世界」とは 「無駄」が多すぎるのではないか?量子力学は、ミクロの世界では、い…

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【第89回】そもそも「地政学」とは何か?

「地政学」は「学問」ではない!1879年、ライプツィヒ大学の哲学者ヴィルヘルム・ヴントは、人…

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【第88回】そもそも「大東亜共栄圏」とは何だったのか?

大東亜共栄圏は大日本帝国の「アジア支配構想」!1945年4月、大日本帝国の大本営は『国民抗戦必携』を発行して、国民に配布した。「敵が上陸してきたら国民はその土地を守って積極的に敵陣に挺身切込みを敢行し、敵兵と激闘し、これを殺し、また兵器弾薬に放火したり、破壊して軍の作戦に協力しなければならない」という「抗戦命令」である。 この『国民抗戦必携』には、「白兵戦の場合は竹槍で敵兵の腹部を狙って一突きに」とか、「背の高いヤンキーと戦うには、刀や槍をあちこちにふりまわしてはならない。