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全文公開【まとめ】

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#新書が好き

【光文社新書】2023年10月刊4冊の内容を3分で!

①髙倉千春『人事変革ストーリー』個が活きる組織とは――。複数の外資企業や日本企業で戦略人…

光文社新書
6か月前
9

戦車の隣を走り抜けて——市民生活を支えるウクライナのボランティア

 2023年2月24日、突如として始まったロシアのウクライナ侵攻。「首都キーウはすぐに陥落する…

光文社新書
9か月前
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「日本一の頭脳」たちはどこから集うのか|小林哲夫

東大=日本一の大学 政治家、官僚、一部上場企業の社長、最先端分野の研究者などには、東京大…

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増税気運が高まるかたわらで、放置されている約8.3兆円もの税金|高橋祐貴

放置される8.3兆円 基金は本来、必要額が見込みにくい事業のために設置されるものだ。その年…

5

哲学にとっては2000年以上のテーマーー「友情」について考えた哲学者をたどる|戸谷洋…

プロローグ漫画家である尾田栄一郎の代表作に、『ONE PIECE』がある。一九九七年から連載が開…

11

一体誰がつくったどんな味? 「おふくろの味」ミステリーの謎を解く|湯澤規子

「おふくろの味」という世界 聞きなれた言葉であるがゆえに、実体があると思い込んでいるもの…

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私たちに古文は本当に必要なのか、歴史を通じて本気で考えてみた|前田雅之

他者としての古典 古典を学ぶ価値や意味はあるのか?  その答えはおそらくこういうものだろう。世間を生きる大部分の人たちにとって、古典(古文・漢文)とは訳の分からないもの、少しまじめな人でも、中間期末試験に際して、現代語訳を覚えるもの、あるいは、「へ・へ・ふ・ふる・ふれ・へよ」と活用する下二段活用のような意味不明の活用を覚えなくてはならないもの、といった苦痛の記憶として認識されているのではあるまいか。とりわけ、暗記物といわれる歴史(日本史・世界史、言うまでもないが、歴史は暗記

プロボノと利他と広告と。杉山恒太郎さん、山口周さんの特別対談を公開!――新刊『広…

上の記事では『広告の仕事』から「はじめに」と目次を公開中です。 プロボノの大きな意味 杉…

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「都市か、地方か」の不毛な二項対立の思考には陥らないほうがいい理由|小松理虔

 地方都市に暮らしている立場でいうのもなんだけれど、コロナ禍でよく語られた「これからは都…

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つらい痛みが消えた!正しい身体の使い「型」とエクササイズを動画で学ぶ――新刊『痛…

「ひ~ざ!!」錦鯉のネタではありませんが、50を過ぎると体のいろんな部位が痛くなりますよね…

2

なぜ私は「友だち」という言葉を使わないのか|石田光規

「友だち」を意識しない 自らが動かなければ、つながりから漏れる可能性のある時代を生きる私…

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「会話」の魅力と企みについて、あの人気作品を題材に考える|三木那由他

はじめに 会話とはどういった営みなのでしょうか? ひとは会話をすることでいったい何をして…

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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代は、悲惨なほどの抗争の連続だった|細川重男

序 殺し合いの時代 源頼朝が死んだ。  時に正治元年(一一九九)正月十三日。五十三歳。 …

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鎌倉が世界遺産に選ばれないのはその歴史に理由がある|高橋慎一朗『幻想の都 鎌倉』より

はじめに 鎌倉は、不思議な「古都」である。現在の鎌倉は、東京から電車で一時間ほどで到着することができ、人口十七万人の小都市でありながら、年間二千万人もの観光客が訪れる、首都圏有数の観光地となっている。駅前の小町通りは、食べ歩きをする人々や、みやげものを買う人々で賑わっているが、果たしてそこに「古都」らしい光景が見られるかというと、どうもそのような感じでもない。  和食・和菓子・民芸品・人力車などなど、「日本の伝統文化」風の商売が満ち溢れてはいるが、それは日本各地の観光地で見