超格差社会の韓国で庶民が見た希望のドラマ「椿の花咲く頃」
光文社新書の永林です。三度目の緊急事態宣言が出ますね。今回は酒類の提供を禁止するところもあり、飲食店に従事する人たちの生活が心配されます。今回の「ジェンダーで見るヒットドラマ」で取り上げるのは、韓国ドラマ「椿の花咲く頃」。主人公は、スナックを経営しながらひとり息子を育てるシングルマザーです。学歴がなかったり長らく仕事をしていなかったりした女性が就ける安定した仕事は、そう多くはありません。現代日本にも、お酒を出す店で働きながら子どもを育てるシングルマザーがたくさんいることでしょ