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私の光文社新書

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どんなに些細なことでも、どんなに短い言葉であっても構いません。お手にとったとき役立ったり、感動したり、人生が変わるきっかけになったりした光文社新書の1冊について、ぜひみなさんだけ… もっと読む
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#私の光文社新書

「#私の光文社新書」の投稿をお待ちしています!

「#私の光文社新書」の投稿をお待ちしています!

光文社新書は、2001年の刊行以来、おかげさまで1000点を突破!みなさんのご愛読に心から感謝いたします!

せっかく編集部として新しいチャレンジがはじまったこの機会ですので、このnote上で
#私の光文社新書というテーマでみなさんの投稿を大募集させていただきます

どんなに些細なことでも、どんなに短い言葉であっても構いません。お手にとって役に立ったり、感動したり、人生が変わるきっかけになった

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【#私の光文社新書】食い逃げされてもバイトは雇うな

【#私の光文社新書】食い逃げされてもバイトは雇うな

以前に紹介した『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』の続編です。

この本の目的は、「数字が嫌い」「数字が苦手」「数字なんて見たくもない」と思っている方に"数字がうまく"なってもらうことです。正しい訓練をすれば、数字は誰でもうまくなれます。この本では、「正しい訓練」の仕方を紹介していきます。数字がうまくなれば、インパクトや説得力のある文章が書けるようになるだけではなく、ビジネスにも強くなります。また、お

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【#私の光文社新書】さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

【#私の光文社新書】さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

この本は、「会計が嫌い」「会計が苦手」「会計を学んでも意味がない」と思っている方のためにあります。「会計」はけっしてやさしいものではありませんが、《会計の本質的な考え方》はそれほどむずかしくはありません。本書では、日々の生活に転がっている「身近な疑問」から考えはじめることで、会計の重要なエッセンスを学んでいきます。本書は、いわゆる「会計の入門書」ではありません。細かい財務諸表はひとつも出てきません

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新聞記者、本屋になる/落合博

新聞記者、本屋になる/落合博

図書館本。
SNSで見かけて気になっていた落合博さんの
「新聞記者、本屋になる」を拝読📖しました。
(2021,11,5 読了)

落合博さんは新聞記者として長年活躍され、定年間際で退職して本屋を開業された方です。
新聞記者時代のこと、本屋を開業する運びになったこと、本屋を開業するにあたって必要なことなどが分かりやすく書かれていました。

落合博さんは本屋になることが夢だったという訳ではなく、ま

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書籍#07.『名画で読み解くブルボン王朝12の物語』中野京子(著)〜なかなか理解しがたいフランス宮廷とフランス史〜

書籍#07.『名画で読み解くブルボン王朝12の物語』中野京子(著)〜なかなか理解しがたいフランス宮廷とフランス史〜

 『ハプスブルク家12の物語』に引き続き、今回は名画で読み解くシリーズの第2弾『ブルボン王朝12の物語』をご紹介したいと思います。

 ハプスブルク家に負けず劣らずのおもしろさ。気づけば一気に完読してしまいました。

◆ブルボン王朝 ブルボン王朝はヴァロワ朝が断絶した後、ブルボン家のナバラ王アンリがフランス王位を継承してアンリ4世として即位した1589年~1792年、そして一時中断後、1814年~

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資産運用を名探偵に聞いてみた。

資産運用を名探偵に聞いてみた。

「資産運用?」 もうすでに、思考停止する直前です。この4文字熟語はおそらく、はるか遠い世界の人達が使うことができるとても高貴な言葉だと思っていました。いや、恐らく私は生涯を通してきっと、言葉として発することはないと断言してもいい位です。
 
 事前情報では、「資産運用」 は「日経平均」 と密接に関係があるらしいことが分かりました。
 また、日経平均は「経済」 と言う言葉と切っては切れない縁らしいで

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やりたいことなんてなくていい。プロの編集者とは「機能」にすぎない

やりたいことなんてなくていい。プロの編集者とは「機能」にすぎない

(前回からの続き)

神吉晴夫が出版界に遺した3つのもの――ここで今さらだけど、ちょっと神吉晴夫個人について詳しく聞きたい。そもそもこの記事の読者は、神吉さんのことを知らないと思うから。

柿内 もちろん、そうですよね。出版業界の人でもよく知らないと思うし、ぼくくらいの世代で知っている人は、まずいないと思います。
神吉晴夫とは、ひと言でいうと「戦後最大の出版人」ですね。もともと講談社の社員でしたが

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苦しいときに神吉イズムをとことん学んだから、大ベストセラー『さおだけ』を作ることができた

苦しいときに神吉イズムをとことん学んだから、大ベストセラー『さおだけ』を作ることができた

(前回からの続き)

仕事から逃げて逃げて逃げて出会った、カッパと神吉イズム柿内 メルマガに返事書くのにも飽きてきたので、新しい「仕事をしたふり」がないか必死に探したんですけど、そうしたらすぐ近くにあったんですよね。運良く、「アレ」が。

――アレ?

柿内 わかりません? 資料室ですよ。光文社新書編集部と同じフロアには、会社の資料室があって、そこに行っていればまるで仕事をしているように見えるじゃ

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新人編集者時代の柿内芳文が悩みに悩んで「神吉晴夫」にたどりつくまで

新人編集者時代の柿内芳文が悩みに悩んで「神吉晴夫」にたどりつくまで

柿内芳文さんは、言わずと知れた『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』『嫌われる勇気』『漫画 君たちはどう生きるか』…など、数々の大ベストセラーを世に送り出した編集者。今回のインタビューは、光文社新書のOBである柿内さんに、現編集長の三宅が「神吉晴夫」についてお話を聞きにいくものとして企画されました。インタビュー中にも出てきますが、2人は10年近く机を並べて新書編集部で働いていただけでなく、三宅は入社当

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理系男子も魅了された! 「辞書」と「ことば」の奥深さが知れる1冊

理系男子も魅了された! 「辞書」と「ことば」の奥深さが知れる1冊

光文社新書の新メンバーですはじめまして。光文社新書の河合と申します。

まだまだフレッシュでありたいと願う入社2年目。大学・大学院時代は花卉(かき)園芸学研究室で、遺伝子組み換え技術を駆使してストックという花の花びらを人工的に増やす方法を模索していた理系男子です。

はてさて、新書編集部に異動でやってきました私ですが、じつは光文社新書はずっと入りたかった念願の部署。就活の面接でも「科学系の新書を作

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出産前に出会っていたら2552時間を節約できてその分もっと赤子を愛でられたかもしれない

出産前に出会っていたら2552時間を節約できてその分もっと赤子を愛でられたかもしれない

はじめまして。
光文社新書の永林と申します。
育児休業からの復帰と同時に、雑誌から新書編集部に異動して参りました。

本来は4月に復帰の予定だったのですが、コロナの影響で保育園が休園し、育児休業を2カ月ほど延長。その間、誰にも会わず、外にもせず、仕事もせず、授乳中はボーッとするので長い文章もなかなか読めずで、情報はほぼスマホ経由。1日平均7時間(!)もスマホで情報収集する日々でした(これはコロナ以

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助かった…!自宅勤務でメンタルが折れたときに効いた1冊

助かった…!自宅勤務でメンタルが折れたときに効いた1冊

こんにちは、光文社新書の藤です。

弊社も自宅勤務推奨中でして、私事ながら1カ月近く自宅で作業をしております。
「通勤→出社→人と会う」という長年の習慣が変わったから? 育児と仕事の並走の疲れか(常に声と音で満ちている家庭内)? 先日、ふと心が折れました。
丸一日近く暗い部屋のベッドの上で動けず。「これはやばいぞ」と自覚はありながら心が闇をさまよいました…。

幸い2日くらいで収まったのですが、す

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【光文社】新入社員研修レポート「#新入社員を新書で知ろう」を公開します!

【光文社】新入社員研修レポート「#新入社員を新書で知ろう」を公開します!

早いもので新年度も5週目を迎えました。

とはいえ、新型コロナウイルス禍による非常事態宣言下の状況は変わらず…。みなさんも不自由な毎日を送られていることと思います。外出自粛が続くなか、私たち光文社新書編集部も基本はリモートワーク。同じ編集部員とも顔を合わせる機会がないまま4月も終わろうとしています。

そんな状況を受けて、先日、光文社新書編集部では「#新入社員と新書でつながろう」というTwitte

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【光文社:新人研修レポート⑤】自分の人格は「直す」のではなく、「育てる」ものだった

【光文社:新人研修レポート⑤】自分の人格は「直す」のではなく、「育てる」ものだった

 いや本当、自分ってめんどくさいやつだなあ、って思う時あるじゃないですか。

 例えば、グループラインで発言するとき。

 今このタイミングでこのコメントはどうなんだ、もしかして場違いなのか? 誰かの意見を強く否定することにならないか? とはいえなんにも言わないと、それはそれで反感を買うかもしれないし、とりあえず何か言ったほうがいいだろう。あ、もう前のコメントから五分も経ってる。既読たくさんついて

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