【光文社新書】2022年5月刊5冊の内容を3分で!
①高橋慎一朗『幻想の都 鎌倉』
鎌倉は京都や奈良とは何が異なる都なのか? 源氏以前の時代から中世を経て、近世、現代までをたどり「古都鎌倉」の成立過程と実像を明らかにする。都市鎌倉の通史を新書で一望できる一冊。
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②宮田律『イスラムがヨーロッパ世界を創造した』
21世紀に入っても戦争や紛争の脅威にさらされる現代社会。「another way」はないのか? 中世から近代にかけて、イスラム・ユダヤ・キリスト教が築き上げた「共存の形」から、「対立より宥和を」優先する精神を学ぶ。
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③前野 ウルド 浩太郎『孤独なバッタが群れるとき』
『呪術廻戦』芥見下々先生おすすめ! 21万部突破の『バッタを倒しにアフリカへ』の前日譚が新書で登場! サバクトビバッタに関する研究成果とともに、若き研究者の苦悩と挫折、成長がユーモア溢れる文体で綴られる。
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④中村英代『依存症と回復、そして資本主義』
「意志の弱さのせい」と捉えられがちな「依存症」。しかし「依存をめぐる行動はこの社会の中で必然的に生じる行動パターンのひとつ」と著者は説く。当事者コミュニティにおける回復実践にみる人類の新たな共生のあり方とは?
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⑤山根節 牟田陽子『なぜ日本からGAFAは生まれないのか』
日本経済が停滞し続ける一方で、絶対的ともいえる力をつけたGAFA。その時価総額は日本の上場企業全社の合計をも超える。なぜここまでの差がついてしまったのか——。その理由をGAFAの歩みに探る。