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駒井稔「編集者の読書論」

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読者と同じ立ち位置である編集者ならではの気取らぬ読書論を、雑誌や古典新訳文庫の編集者として活躍してきた駒井稔が、エッセイ風に綴ります。「8歳から80歳までの本好きの方々に贈る、と…
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記事一覧

ベストセラーから個性的な書評集まで…人生を豊かにする本に出合う方法【連載最終回】…

本を探すためのオーソドックスな方法 さて、皆さん、この連載、『編集者の読書論』を楽しんで…

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大人になった今だからこそ読みたい、子どもの頃からの「積ん読本」:【第9回】児童文…

記憶の中に残る「読まなかった本」の豊かさ  この連載の第1回「ちょっと長いまえがき」で…

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思想家、革命家、作家、冒険家たちの素顔に触れる――【第8回】自伝文学の読書論:ト…

【第8回】自伝文学の読書論 自伝を読む楽しみ――歴史に残る傑作を紹介 誰でも本が一冊書け…

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ロシア、フランス、アメリカ、中南米、アジア文学も…挫折した長編作家がぐっと身近に…

【第7回】「短編小説」から始める世界の古典文学 「長編作家への苦手意識」を克服させてくれる…

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世界が消えても、なくなることはありえない……本が好きな人たちの大切な場所【第6回…

メルボルンの書店の充実ぶり、ロンドンの書店員の驚きの接客 私は編集者として、欧米を中心に…

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革命家はどんな本を読んでいたのか、小説家・哲学者は…【第5回】世界の読書論:毛沢…

毛沢東の読書論 前回までは3回にわたり「世界の〈編集者の〉読書論」をご紹介してきました。…

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時代を動かし、時代に翻弄される編集者たち……【第4回】世界の編集者の読書論(3)――アメリカ、イギリス|駒井稔

イギリスのパーティでの思い出 出版における最大のマーケットは英語圏ですが、その英語圏であるイギリスとアメリカの「出版社回り」は、翻訳に携わる編集者であれば必ずすべき仕事であることはすでに書きました。ブックフェアに参加するだけでなく、出版社や版権エージェントのオフィスを訪問して、これから刊行される本の説明を聞くのです。 印象に残っているのが、出版社で開かれるパーティです。日本の出版界のパーティはホテルなどで開催されることが多いのですが、欧米では、自社の広い部屋を開放して、ケ

戦時下に、編集者たちがあらゆる手で世に送り出した本とは……【第3回】世界の編集者…

著者に寄り添い、あるいは対峙しつつも、読者と同じ立ち位置の存在でもある編集者ならではの気…

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編集者が贈る「無性に本が読みたくなる」ブックガイド:【第2回】世界の編集者の読書…

著者に寄り添い、あるいは対峙しつつも、読者と同じ立ち位置の存在でもある編集者ならではの気…

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少女から若いお爺さんまで…編集者が贈るブックガイド:【第1回】ちょっと長いまえが…

著者に寄り添い、あるいは対峙しつつも、読者と同じ立ち位置の存在でもある編集者ならではの気…

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