戦時下に、編集者たちがあらゆる手で世に送り出した本とは……【第3回】世界の編集者の読書論(2)――フランス、ドイツ|駒井稔
著者に寄り添い、あるいは対峙しつつも、読者と同じ立ち位置の存在でもある編集者ならではの気取らぬ読書論を、雑誌編集者として、また古典新訳文庫の編集者として長年活躍してきた駒井稔が、エッセイ風に綴ります。
「8歳から80歳までの本好きの方々に贈る、とっておきのブックガイド」
話題は日本だけでなく、海外の書店や出版社、編集者、作品へと縦横無尽に広がる予定です。肩の力を抜いてどうぞお楽しみください。
第3回:世界の編集者の読書論(2)
アフリカ人作家の突然の訪問
ある日の午後