【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.144
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更谷富造『漆芸―日本が捨てた宝物』知識としての判断力ではなく自分自身の心が下す選択。それは暮らしの中で教養と感性を高め、自分の内面を豊かにしておくことで可能になる。
加藤徹『漢文の素養』江戸時代から明治にかけて、漢文は「生産財としての教養」であった。日本の中流実務階級にとって、漢詩文は風雅な趣味ではなく、実社会で仕事をするための生産的な教養であった。
ナカムラクニオ『洋画家の美術史』西洋人が「木を見る」のに対して、東洋人は「森を見る」と言われるよ