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新刊情報【まとめ】

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毎月の新刊についての記事をまとめたマガジンです。なお、光文社新書では毎月16〜19日くらいに、5冊前後の新刊を発行しています。
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記事一覧

イスラエル国内でなぜ停戦への反発の声が上がるのか?新刊本より一部公開

イスラエルの政治・社会を右傾化させたネタニヤフ 2015年以来、ネタニヤフ首相はイスラエ…

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「グローバルサウス」の思考体系と行動原理|脇祐三

まえがき 2024年の米大統領選挙はトランプ氏が制した。トランプ政権が復活し、米国の中国…

光文社新書
13日前
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新刊『海の変な生き物が教えてくれたこと』より②ガンガゼ――厄介者の愛おしさと美味…

#2  長くて美しい、厄介な棘 ガンガゼ 「厄介者」の愛おしさ 下関市(山口県)の海産物と…

光文社新書
3週間前
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『海の変な生き物が教えてくれたこと』より①カイロウドウケツの中で繰り広げられる不…

#1  閉じられた空間の夢と現実 カイロウドウケツ 「夫婦の契り」に漂う不穏さ ご存じのよ…

光文社新書
1か月前
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イギリスの名門校を支える学生寮「ハウス」とは?|秦由美子

イギリスで多くの生徒が入学を望むパブリック・スクール。中でも「ザ・ナイン」と呼ばれる9校…

光文社新書
1か月前
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「自由に生きよう。変でもいいじゃん!」京大倫理学教室発『哲学古典授業  ミル『自…

まえがき  人類の黄金時代は過ぎ去ったのか、それともこれからやってくるのか――これについ…

光文社新書
1か月前
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オーロラ写真の第一人者が撮影した地球の神秘|田中雅美

1 spring[春]

《ひまわり》《自画像》だけじゃない。ゴッホが星空を描いた理由|谷口義明

ゴッホに好きな星はあったのか?オランダ生まれのフィンセント・ファン・ゴッホ(1853ー1890:…

光文社新書
2か月前
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炊事場に寄りかかり、やっとのことで料理する――超高齢化と在宅化が推し進められる時…

台所に立ち続ける90代女性――「しんどくて、ハアッって腰を伸ばしてまた取りかかる」 両親と…

光文社新書
2か月前
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老いの限界になっても、家事役割から降りられない妻たち|『長寿期リスク』春日キスヨ

「母さん、水」「ちょっと待ってねえ」 超高齢夫婦の暮らしについて、話を聞くうちにだんだん…

光文社新書
2か月前
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子どもに「助けてくれ」と言えない理由、老親の窮状に気づけない理由|『長寿期リスク…

60代女性PKさんが姪の立場で関わることになった、叔母夫婦と息子たちの話である。 PKさん…

光文社新書
3か月前
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女性は高齢になっても「食事づくりは生きがい」なのか?|『長寿期リスク』春日キスヨ

女は死ぬまで「食事づくり」? 長寿期になると、多くの人が体力も気力も落ち、誰かの世話にな…

光文社新書
3か月前
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「100歳で食事作り」は宝くじの当たりみたいな人――憧れと現実|『長寿期リスク』春…

「100歳でも食事づくり」に感じる憧れと安心 女性が家事役割を担うのが当然、どんなに高齢…

光文社新書
3か月前
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80代女性「食事づくり」にともなう数々の困難|『長寿期リスク』春日キスヨ

買い出しから調理まで…高齢者を待ち受けるさまざまな苦労 親・子両世代が別々に暮らす家族が増えるなか、命と暮らしを守るための家事、なかでも食事づくりを、長寿期になっても自分たちでするしかないひとり暮らし、夫婦二人暮らしが増え続けている。 そして、加齢とともに、足腰もまだ丈夫で、車の運転もできた60代や70代前半までには考えてもみなかった食事づくりの困りごとが増えてくる。 70代半ば過ぎから80代半ばまでの女性たちの集まりで、「70代前半ぐらいまでの元気なときには考えてもみ