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新刊情報【まとめ】

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毎月の新刊についての記事をまとめたマガジンです。なお、光文社新書では毎月16〜19日くらいに、5冊前後の新刊を発行しています。
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記事一覧

ゴーゴリ、プロコフィエフ...ロシア芸術に欠かせないウクライナ出身の芸術家たち|宮…

知られざるウクライナの美術ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから二年以上たったが、一向…

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セカンドキャリアの成功と失敗―男女15人のリアルな姿|奥田祥子

思い通りにはいかないけど、 自ら道を切り開いていくしかない「僕の前に道はない。僕の後ろに…

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フランスはパリだけじゃない! オリンピック前に読んでおきたい話|池上英洋

フランスを代表する華麗なシャトー(城館)パリから北に電車で三〇分ほど行ったところに、シャ…

光文社新書
1か月前
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「ナショナリズム」への安易な誤解を解くために|『ナショナリズムと政治意識』冒頭部…

はじめに21世紀、冷戦が終わり、国際化・グローバル化が進み、ヨーロッパではEUという地域統…

光文社新書
1か月前
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電車でイライラするのはなぜ?車内マナーの歴史をたどり、他人のふるまいが気になる理…

「マナー違反」にイライラしたり、怒られたり……。 通勤・通学などで日常的に利用される電車…

光文社新書
1か月前
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新刊の内容を3分で! 光文社新書2024年5月刊

①中原翔『組織不正はいつも正しい』三菱自動車・スズキの燃費不正、東芝の不正会計、製薬業界…

光文社新書
2か月前
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「日本語が不安」「英語にも自分にも自信がない」……英語で教育を受けた学生に何が起きているのか?:新刊『英語ヒエラルキー』が描く現実|佐々木テレサ、福島青史

(2)入学後――英語ヒエラルキーの世界での苦悩 1.英語環境の過酷さ――英語による承認の崩壊 EMI実施学部に対する期待と、英語能力に対する自信を持って入学した彼らであったが、実際に入学した後の振り返りでは、〈英語で苦労した〉〈英語が分からない〉〈授業が理解できない〉といった言葉によって、英語環境の過酷さが語られている。 帰国子女ではなく、入学以前の海外経験もない、のぞむ、あすか、じゅんは、言語の壁に突き当たっていた。 のぞむにとって、当該学部の環境は、転部を検討する

人は、無関心なまま「組織不正」に手を染める|中原翔

いつでも、どこでも、どの組織でも、 誰にでも起こりうる本書は、組織不正がなぜなくならない…

光文社新書
2か月前
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「対話と傾聴」で、組織はなぜ変わる?組織開発を実践するような「伴走支援」の取り組…

はじめに本書は、これまで筆者が中小企業支援活動の中で取り組んできた伴走支援の考え方を整理…

光文社新書
2か月前
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指導する側も知っておきたい!「研究の心得」とは――よい探究活動には支援が必要:『…

◆よい探究活動をするには支援が必要 私が大学院生だった時、学科の教官たちが持ち回り形式で…

光文社新書
2か月前
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新刊の内容を3分で! 光文社新書2024年4月刊

①前野 ウルド 浩太郎『バッタを倒すぜ アフリカで』13年にわたるフィールドワークと実験の成…

光文社新書
3か月前
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仮説をしっかり考え抜いた人だけが、見込み外れを幸運なチャンスにできる:『「探究学…

◆失敗こそが大チャンス 調査や実験の結果、当初に持っていた仮説や予想とは違う結果が出てし…

光文社新書
3か月前
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大人こそ学びたかった――思考を広げ、課題を見つけ、自ら解く力:新刊『中高生のため…

はじめに 「探究学習」とは何か? 最近、『探究学習』がブームのようです。 高校の前を通る…

光文社新書
3か月前
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心配性なのは進化のせいでもある!? 身近にあふれる「進化」の話|河田雅圭

ダーウィンの『種の起源』が刊行されてから150年以上が経った今、進化論のエッセンスは日常にも浸透しています。「常に進化し続ける」「変化できるものだけが生き残る」。こんな言葉を一度は耳にしたことがあると思います。しかし、実際の生物の進化はそんなにシンプルなのでしょうか。すべての進化は生存に役立つもの? 否、偶然による生存に役立たない進化もあります。生存競争に敗れれば絶滅しかない? 否、そもそも生存競争から逃れ、別の地で生き続けることもあります。生物の進化は私たちの想像以上に多種