光文社新書
光文社新書の公式noteです。創刊は2001年10月17日。光文社新書の新刊、イベント…
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なぜ「教師の疲弊」が見過ごされているのか?|高橋昌一郎【第31回】
義務教育の現場中学校・高等学校の英語の教員免許を取得した優秀な卒業生がいる。彼女は、東京都公立学校教員採用試験に合格し、中学校の教員になる道を選んだ。大学受験の準備に追われる高校教員よりも、人生で最も多感な時期の中学生と触れ合いたいのがその理由である。実際に勤務して、小学校を終えたばかりの新入生が見違えるほど成長した姿を見せる卒業式は、最高の御褒美だと彼女は言う。
さて、2020年に文科省主導の
「嘘ツアー」へようこそ|辛酸なめ子
フェイクニュースで心がすさむ日々 嘘だらけの世の中、ネットではフェイクニュースが入り乱れ、油断しているとつい信じてしまいそうになります。
例えば、世界中の人が邪推して陰謀論に翻弄されたのが、イギリスのキャサリン妃の一件。腹部の手術後、世間に姿を見せなくなり、加工した家族写真を発表したキャサリン妃を巡り、様々な噂が飛び交いました。実は夫のウィリウム皇太子がチョルモンドリー侯爵夫人サラ・ローズ・ハ
前野 ウルド 浩太郎さんの『バッタを倒しにアフリカへ』21刷が決まりました! 電子版と合わせて、27万部目前です! 新刊『バッタを倒すぜ アフリカで』は5刷5万部。どちらも夏休みの感想文に最適ですが、宿題を忘れて読みふけってしまう危険性もあり。
なぜ「オリンピック」が腐敗してしまうのか?|高橋昌一郎【第30回】
オリンピックの魅力と腐敗普段はテレビを見ない私も、オリンピックが始まるとテレビの前から離れられなくなる。1964年の東京オリンピックを見た評論家の小林秀雄は、「こんなに熱心にテレビを見たことは初めてである。オリンピックに特に関心があったわけではなかったのでこれは自分にも意外な事であった。オリンピックと聞いて嫌な顔をしていろいろ悪口を言っていた人も案外テレビの前を離れられないのかも知れない」と語って
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