光文社新書

光文社新書の公式noteです。創刊は2001年10月17日。光文社新書の新刊、イベント…

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光文社新書の公式noteです。創刊は2001年10月17日。光文社新書の新刊、イベント情報ほか、既刊本のご紹介や連載をアップしていきます。お気に入りの一冊について書いていただいたnoteを収録するマガジン「#私の光文社新書」では、随時投稿をお待ちしています!

マガジン

  • 高橋昌一郎の「視野を広げる新書」

    知的刺激に満ちた必読の新刊「新書」を選び抜いて紹介。あらゆる分野の専門家がコンパクトに仕上げた新書で、多種多彩な世界に「視野」を広げます。

  • 新刊情報【まとめ】

    毎月の新刊についての記事をまとめたマガジンです。なお、光文社新書では毎月16〜19日くらいに、5冊前後の新刊を発行しています。

  • 酒場ライター・パリッコの「つつまし酒」

    人生は辛い。未来への不安は消えない。世の中って甘くない。 けれども、そんな日々の中にだって「幸せ」は存在する。 いつでもどこでも、美味しいお酒とつまみがあればいい――。 混迷極まる令和の飲酒シーンに、颯爽と登場した酒場ライター・パリッコが、「お酒にまつわる、自分だけの、つつましくも幸せな時間」について丹念に紡ぐ飲酒エッセイ、待望の連載再開!

  • 発達障害児を育てるということ

    光文社新書『発達障害児を育てるということ』(2023年11月15日発売)の一部を抜粋して掲載します。発達心理学を専門とする大学教授の父と、臨床心理士&公認心理師の母が、軽度自閉症児の三男・ヨウの障害に気づくまでのプロセスをまとめました。その後のヨウの物語は https://amzn.asia/d/hDh9mNDに。

  • サッカースカウトが見る現場目線のフットボール

    イングランドで複数のプロサッカークラブのスカウトとして活動する田丸雄己さんが、スカウトの視点からフットボールの”今”を探求します。選手を見極めるコツ、各クラブで進むデータ活用、スカウトの日常や職探しの方法など、サッカー界の知られざるトピックが目白押しです!

ウィジェット

  • 商品画像

    在宅緩和ケア医が出会った 「最期は自宅で」30の逝き方 (光文社新書)

    髙橋 浩一
  • 商品画像

    日本のヴァイオリニスト 弦楽器奏者の現在・過去・未来 (光文社新書 1292)

    本間 ひろむ
  • 商品画像

    日本のクラシック音楽は歪んでいる 12の批判的考察 (光文社新書 1290)

    森本 恭正
  • 商品画像

    「生命の40億年」に何が起きたのか 生物・ゲノム・ヒトの謎を解く旅 (光文社新書 1291)

    林 純一

リンク

高橋昌一郎の「視野を広げる新書」

知的刺激に満ちた必読の新刊「新書」を選び抜いて紹介。あらゆる分野の専門家がコンパクトに仕上げた新書で、多種多彩な世界に「視野」を広げます。

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  • 15本

なぜ「高学歴難民」が生じるのか?|高橋昌一郎【第15回】

博士課程難民・法曹難民・海外留学帰国難民ミシガン大学大学院に留学していた頃、同期で最も優秀だった院生がジム・ジョイスである。彼は私と同じように学部で数学と哲学を専攻し、10年かけて哲学博士号を取得して、現在はミシガン大学の哲学・統計学の教授になっている。 ミシガンで哲学博士号を取得するためには、11のプログラム・ユニットを完結し、6つの専門分野試験に合格して、博士論文を完成させ、5人の権威者で構成される学位審査試問に合格しなければならない。順調でも8年はかかるカリキュラムで

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「国連」で働くとはどのようなことか?|高橋昌一郎【第14回】

世界に羽ばたく国際公務員1917年(大正6年)3月、会員制の経済団体「日本工業倶楽部」が設立された。初代理事長は、三井財閥の総帥・団琢磨である。当初は政府の政策決定に寄与していたが、1946年に「日本経済団体連合会」と「経済同友会」が発足した後には、実業家・財界人の社交クラブとしての役割を担うようになった。今でも続いているのが、日本工業倶楽部の設立者の一人である衆議院初代議長・中島久万吉が「実業家・財界人の人格形成」を目的に設立した「素修会」である。 さて、前置きが長くなっ

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もはや「恋愛結婚」は終焉するのか?|高橋昌一郎【第13回】

「恋愛」と「結婚」の多様化「愛」とは何か。一見身近で誰でも知っている概念のように映るが、実際にその意味を明らかにしようとすると、宗教学・哲学・医学・心理学・文化人類学などを駆使しても、明確に捉えることが難解なテーマである。とはいえ、時代背景や文化圏によって異なる多種多様な「愛」の形態は非常に興味深い。そこで私は、大学の比較文化論の一環として「愛」を分析する講義を行っている。 この講義では、匿名のクラスメートから受けた「愛の相談」を議論することから始める。受講生は、現実のクラ

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なぜ「原爆初動調査」の真実が隠されたのか?|高橋昌一郎【第12回】

「放射性残留物」の隠蔽1942年9月、46歳のレズリー・グローヴス准将が原子爆弾プロジェクトの責任者に任命された。彼は、ニューヨーク州ウェストポイントの陸軍士官学校を卒業後、アメリカ陸軍司令部・参謀本部大学校および陸軍大学校を経て、陸軍マンハッタン工兵管区司令官となった。原爆開発が「マンハッタン計画」と呼ばれるようになったのは、総司令部がマンハッタンに設置されたためである。 グローヴスをよく知る部下は、彼のことを「非常に知的で勇気があると同時に、利己的で他者に批判的でもあり

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新刊情報【まとめ】

毎月の新刊についての記事をまとめたマガジンです。なお、光文社新書では毎月16〜19日くらいに、5冊前後の新刊を発行しています。

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  • 366本

知っておけば不安が和らぐ、余裕が持てる…人生の荒波をサバイブするための一冊

誰もが知る女優が死後、「無縁遺骨」に――。 2022年7月に亡くなった女優・島田陽子さんの最期は多くの人に衝撃を与えた。 島田さんと言えば、日本人初のゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞し、その後、国内だけでなくハリウッドでも活躍。そんな大女優にふさわしからぬ報道がなされたのは、死後すぐのことだった。 「遺体の引き取り手がいない」「遺体はそのまま渋谷区の施設に安置されている」「自治体によって火葬された」――。 さまざまな報道から明らかになったのは、亡くなる3年前に直腸が

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隣人、同僚、見知らぬ他人を羨ましく感じてしまうのは、なぜ!?|山本圭

嫉妬の悪名高さ嫉妬は誰しも多かれ少なかれ馴染みのある感情に違いない。心当たりがあると思う。隣人が高級車に乗っているのを見たとき、同期が自分を差し置いて出世したとき、嫉妬心は静かに芽生え、しだいに私たちを昼夜問わず苦しめるようになる。アメリカの小説家ゴア・ヴィダルはかつて、「友人が成功するたびに、私の中の何かが少しずつ死んでいく」(Hendershott, The Politics of Envy, p. 195)と冗談めかして言ったというが、ここにはどこか笑えない真実味がある

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大江健三郎とは何者だったのか。没後1年を機に考える|井上隆史

二〇二三年三月三日、大江健三郎がこの世を去りました。八十八歳でした。 東京大学でフランス文学を学んでいた学生時代の作品「奇妙な仕事」以来、常に文学界の先頭を走り続けた大江。一九五八年に「飼育」で芥川賞、一九六七年に『万延元年のフットボール』で谷崎潤一郎賞、一九七三年に『洪水はわが魂に及び』で野間文芸賞、一九八三年に『「雨の木」を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛次郎賞を受賞、そして一九九四年には、川端康成についで日本で二人目のノーベル文学賞受賞者となりま

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新刊の内容を3分で! 光文社新書2024年1月刊

①森本恭正『日本のクラシック音楽は歪んでいる』これまで日本で検証されてこなかった「真実」とは――。私たちは何を見逃し、何を聴き逃してきたのか。ヨーロッパと日本で活躍する作曲家・指揮者が、20年を超える思考の上に辿り着いて示す、西洋音楽の本質。 さらに詳しくはこちら ②林純一『「生命の40億年」に何が起きたのか』40億年前に誕生し、姿かたちを変えながら現在まで連綿と命を繋いできた生命。その本質とは一体なんなのか。常識を疑った先に広がるユニークな生き物たちの世界を描く意欲作。

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酒場ライター・パリッコの「つつまし酒」

人生は辛い。未来への不安は消えない。世の中って甘くない。 けれども、そんな日々の中にだって「幸せ」は存在する。 いつでもどこでも、美味しいお酒とつまみがあればいい――。 混迷極まる令和の飲酒シーンに、颯爽と登場した酒場ライター・パリッコが、「お酒にまつわる、自分だけの、つつましくも幸せな時間」について丹念に紡ぐ飲酒エッセイ、待望の連載再開!

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  • 171本

猪鹿酒|パリッコの「つつまし酒」#221

え? 実家? その店に訪れたのは数日前なんですが、いまだに興奮冷めやらずにいる。そんな酒場に、またまた出会ってしまったんです。  先日、神奈川県相模原市にある妻の実家に車で帰省した時のこと。ある道路沿いに、でっかく「実家」と書かれた1軒の建物があったのが見えたんですよ。その時は運転中だったので写真を撮ることもできず、ただ心のなかで「誰のだよ」と思いながら通り過ぎるばかりだったんですが、どうも気になる。気になりつつ、妻の実家(ややこしい)に到着して、ひとまずくつろがせてもらって

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「肉そば」で飲みたい|パリッコの「つつまし酒」#220

江古田「のじろう」 先日ですね、僕が住む西武池袋線沿線の江古田という街で軽く飲んだ帰り道、ふらりと吸い寄せられた店があるんです。それが、比較的最近できたと思われる「のじろう」という立ち食いそば店。  ちょうどなにかシメっぽいものを食べて帰りたかったので、これはいいぞと。近寄っていくと、なんとお店の名物が「肉そば」らしいんですね。肉そばっていったっていろんなスタイルがありますが、甘辛く煮込んだたっぷりの豚肉を、そばの上にどさっとのせた、僕の大好きなタイプ。  初めてのお店だ

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かに缶万歳!|パリッコの「つつまし酒」#219

かに缶との急接近 先日、仕事の都合で、かに缶をはじめとしたいくつかの海鮮系の缶詰をどんぶりメシにのせ、海鮮“缶詰”丼を作ってみたことがありました。どういう仕事の都合だっていう話ですが、あったんだからしょうがないじゃないですか。  かに缶、ご存知ですかね? かにの缶詰。以前からスーパーの缶詰売り場に、あるな、とは思ってたんですよ。だけど、買ったことはなかった。というのもあいつ、なんだかちょっと、寂しいような貧弱なような、どう考えたって丸ごと1杯のかにをゆでたものには敵わないよう

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今夜は参鶏湯|パリッコの「つつまし酒」#218

ちょうど今、食べたいメニュー さて、新年一発目のつつまし酒でございますが。それなりに長く生きてきて、近年やっと気がついたことがあります。それは、「お正月のごちそうに飽きてくる時期、想定よりだいぶ早い」ということ。  僕は、全国的に朝からだらだらと酒を飲んでいても許されるお正月の雰囲気が大好きで、毎年それはもう楽しみにしているんです。けれども、主におせち料理に代表される、味が濃くて冷たいおつまみたち。そしてそれに合う日本酒。これらを朝から晩まで飲み食いし続けていると、翌日、いや

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発達障害児を育てるということ

光文社新書『発達障害児を育てるということ』(2023年11月15日発売)の一部を抜粋して掲載します。発達心理学を専門とする大学教授の父と、臨床心理士&公認心理師の母が、軽度自閉症児の三男・ヨウの障害に気づくまでのプロセスをまとめました。その後のヨウの物語は https://amzn.asia/d/hDh9mNDに。

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  • 7本

【2月23日開催】『発達障害児を育てるということ』発売記念オンラインイベントの申込者が600人に!

『発達障害児を育てるということ』(柴田哲・柴田コウ著)の発売記念トークイベントが、いよいよ来週2月23日(金・祝)に迫ってまいりました。なんと、申込者は600人に迫る勢い……!  ペンネームで執筆している著者のイベントにこんなにたくさんん集まってくださるなんて、担当者はびっくり仰天、発達障害児に関する正しい知識がどれほど切実に求められているかが伝わってきて、身の引き締まる思いです。 zoomで行われる当イベントでは、講義の最後に30分間の質問コーナーを設けております。我が子

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【質問募集中】『発達障害児を育てるということ』トークイベントで”気になる子”のお悩みを専門家に相談できます。

noteでも先出し連載をしていた光文社新書2023年11月刊『発達障害児を育てるということ』の刊行記念オンラインイベントが、JPICさんで開催されます。なんと、すでに450名以上の方からお申込みをいただいていて、発達障害児にまつわることへの関心の高さを、あらためて感じているところです。 今回の講座では、「軽い自閉症児」の息子の誕生から中学生までの日々を綴った〝学術的子育てエッセイ″である『発達障害児を育てるということ』(光文社新書)の著者が、我が子の発達を疑ったときにどうす

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自閉症に気づかなかった理由 「発達障害児を育てるということ」第4回

本連載の記事はここで読めます ↓ 自閉症に気づかなかった理由  ヨウの場合、体の成長が遅い、ことばが増えてこない、ことばでのやりとりがあまり続かない、といった発達の遅れがあった。そして、その兆候は、振り返ってみれば、1歳半頃には見られていた。一方で、1歳前後のヨウには、典型的な自閉症の陽性症状(普通の子どもが行わないが、自閉症の場合は行う行動)は見られなかった。1歳前後の自閉症の陽性症状は、視線を避けるとか、抱っこや触られることを嫌がる、また、欲しいものを指さすのではなく、

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自閉症の兆候:トーマスを家の玄関から保育園まで走らせる 「発達障害児を育てるということ」第3回

本連載はこちらで読めます 食が細い  これまで語ってきたように、我が家の三男ヨウは、自閉症である。そして、父と母はともに発達の専門家であるが、ヨウが2歳半になるまでは、そのことに気づかなかった。しかし、あとから考えれば、自閉症の兆候と思われる特徴はあった。本稿ではヨウの自閉症が判明するまでの経緯を振り返る。  生まれたときの身長と体重は、ヨウが兄弟の中で一番大きかった。しかし、その後の成長はゆっくりで、1歳になる頃には、平均身長・体重をだいぶ下回るようになってきた。2歳頃

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サッカースカウトが見る現場目線のフットボール

イングランドで複数のプロサッカークラブのスカウトとして活動する田丸雄己さんが、スカウトの視点からフットボールの”今”を探求します。選手を見極めるコツ、各クラブで進むデータ活用、スカウトの日常や職探しの方法など、サッカー界の知られざるトピックが目白押しです!

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  • 15本

【最終回】サッカースカウト、日本へ帰る|サッカースカウトが見る現場目線のフットボール

お知らせこの連載をもとにした書籍『スカウト目線の現代サッカー事情』が2024年2月15日に発売されます!書下ろしも含めて大幅な加筆修正を行いました。ぜひチェックしてみてください! 波乱のラストマッチノースロンドンからさらに北へと電車で30分ほど行くと、ヒッチンと呼ばれる小さな街がある。その街をホームタウンとするその名もヒッチン・タウンFCは創設なんと1865年! クラブのバッジは黄色と薄緑のカラーに鳥のマーク。チャンピオンシップのノリッジと瓜二つだ。この現在7部クラブでプレ

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フットボール都市ロンドンの生態系(後編)|サッカースカウトが見る現場目線のフットボール vol.13

お知らせこの連載をもとにした書籍『スカウト目線の現代サッカー事情』が2024年2月15日に発売されます!書下ろしも含めて大幅な加筆修正を行いました。ぜひチェックしてみてください! サウスロンドンを引っ張るクリスタル・パレスロンドン南部、セルハーストスポーツアリーナにはロンドン中のアカデミーから放出された14〜17歳の選手が集められていた。ここで、近年急増している放出されたアカデミー選手を集めたショーケースゲームが行われている。現役時代に3部リーグで活躍していたコーチのキャメ

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フットボール都市ロンドンの生態系(前編)|サッカースカウトが見る現場目線のフットボール vol.12

お知らせこの連載をもとにした書籍『スカウト目線の現代サッカー事情』が2024年2月15日に発売されます!書下ろしも含めて大幅な加筆修正を行いました。ぜひチェックしてみてください! フットボールが生き方を示す街ロンドンは底知れぬフットボールタウン。10を超えるプロクラブが同じ地域内に本拠地を置き、月に行われる公式戦はゆうに100を超える。週末だけでは足りないフットボール狂のためか、ピッチの管理会社との兼ね合いか、試合は土日に限らず、平日も月曜日から金曜日まで開催される。しかも

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フットボールを分析するための必須能力「視ること」(observation)について|サッカースカウトが見る現場目線のフットボール vol.11

お知らせこの連載をもとにした書籍『スカウト目線の現代サッカー事情』が2024年2月15日に発売されます!書下ろしも含めて大幅な加筆修正を行いました。ぜひチェックしてみてください! 【これまでの連載はこちら↓↓↓】 ’You see but you do not observe’221B Baker Street。この住所はフットボールとは関係はないが、探偵シャーロック・ホームズが助手のワトソンと下宿をしていた場所だ。フィクションの存在だが、名探偵として世界的に知られる彼の

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