光文社新書
『中日ドラゴンズが優勝できなくても愛される理由』が「日本ど真ん中書店大賞」特別賞を受賞!――初めての挑戦と気づき、そして感謝【喜瀬雅則】
今年4月に出版した「中日ドラゴンズが優勝できなくても愛される理由」(光文社新書)で、この度、「日本ど真ん中書店大賞2024」の「特別賞」を受賞することができました。 この「日本ど真ん中書店大賞」は、愛知、岐阜、三重の東海3県の書店員の方々が「本当にお薦めしたい本」として、東海3県にゆかりのある書籍の中から選ばれるとお聞きしました。大賞は、愛知・岡崎医療刑務所に勤務している黒柳桂子さんの「めざせムショラン三ッ星」。題はちょっぴりくだけた感じですが、管理栄養士の黒柳さんが受刑者
「終身雇用」崩壊の時代に、考えておきたい定年前後のライフプラン…新刊『定年いたしません!』まえがき全文公開|梅森浩一
はじめに――それは、ある日突然、やってきた 私は最近、「75歳になったら、もうこの世の中にはいない」という人生の予定を立てました。 じつはこの「予定」、私が40代の頃は「70歳が予定」でしたから、それに比べるとすでに5歳も延びたことになります。 私は、この「予定」や人生の行く先について、たびたび真剣に考えてきましたが、その都度、いろいろと詰めが甘いことに気がついていました。それと同時に、次のような自問自答も繰り返してきました。 「とはいえ、ただ長生きできるだけでも、自
酒場ライター・パリッコの「つつまし酒」
人生は辛い。未来への不安は消えない。世の中って甘くない。 けれども、そんな日々の中にだって「幸せ」は存在する。 いつでもどこでも、美味しいお酒とつまみがあればいい――。 混迷極まる令和の飲酒シーンに、颯爽と登場した酒場ライター・パリッコが、「お酒にまつわる、自分だけの、つつましくも幸せな時間」について丹念に紡ぐ飲酒エッセイ、待望の連載再開!
七大陸を往く|上田優紀
数々の極地・僻地に赴き、想像を超える景色に出会ってきたネイチャー・フォトグラファーの上田優紀さん。ときにはエベレスト登山に挑み、ときにはウユニ塩湖でテント泊をしながら、シャッターを切り続けてきました。振り返れば、もう7大陸で撮影してきているかも!? そこで、本連載では上田優紀さんのこれまでの旅で出会った、そして、これからの旅を通して出会う、7大陸の数々の絶景を一緒に見いきます。まだ見ぬ景色を求めて——。いざ出発!
馬場紀衣の「読書の森」
書物の森は、つねに深いものです。林立する木々のあいだで目移りするうちに、途方に暮れてしまうことも珍しくないでしょう。新刊の若木から、自力では辿り着けない名木まで。日頃この森を渉猟しているライター・馬場紀衣さんの先導に添いながら、「読書の森」の深遠に分け入ってみませんか。