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『教養としてのパンク・ロック』by川崎大助

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『教養としてのロック名盤100』『教養としてのロック名曲100』(いずれも光文社新書)でおなじみの川崎大助さんの新連載が始まります。タイトルは「教養としてのパンク・ロック」。いろ… もっと読む
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#ロック

終章:夢破れて、傷つき果て。それでも、なお……——『教養としてのパンク・ロック』…

過去の連載はこちら。 終章:夢破れて、傷つき果て。それでも、なお……英エリザベス女王の逝…

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5:日本人にはポストパンクが難しく、歌謡曲が「簡単」だというその理由——『教養と…

過去の連載はこちら。 第5章:日本は「ある種の」パンク・ロック天国だった5:日本人にはポ…

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4:少年ナイフという名の、世界最先端の「ポストパンク女性像」が日本にあった——『…

過去の連載はこちら。 第5章:日本は「ある種の」パンク・ロック天国だった4:少年ナイフと…

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3:ブルーハーツがすべてを変えて、「ビートパンク」がなにもかも押し流す——『教養…

過去の連載はこちら。 第5章:日本は「ある種の」パンク・ロック天国だった3:ブルーハーツ…

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1:日本パンクのゆりかごは、『ポパイ』と『ミュージック・ライフ』と原宿だった——…

過去の連載はこちら。 第5章:日本は「ある種の」パンク・ロック天国だった1:日本パンクの…

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6:フェミニスト・パンクもオルタナティヴ・ロックも、ポストパンクが加速した——『…

過去の連載はこちら。 第4章:パンクが死んでも、パンクスは死なない6:フェミニスト・パン…

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4:群雄割拠するポストパンク水滸伝の大河から「永遠に新しいアイデア」が生まれた——『教養としてのパンク・ロック』第30回 by 川崎大助

過去の連載はこちら。 第4章:パンクが死んでも、パンクスは死なない4:群雄割拠するポストパンク水滸伝の大河から「永遠に新しいアイデア」が生まれた  パンク・ロックという「ビッグ・バン」から生じたさまざまな星系のなかで、じつは、最も豊かな遺産を継承していった系譜が、この「ポストパンク」だった。文字通り「パンク後の前進的ロック音楽」の見取り図の大半が、ポストパンクのなかにあった。なぜならば「抑圧からの解放者」としてのパンクの遺伝子を、最もストレートに継承していたとも言えたから

3:百花繚乱のハードコアが、次々に「変異」する。パンクは筋肉系になる——『教養と…

過去の連載はこちら。 第4章:パンクが死んでも、パンクスは死なない3:百花繚乱のハードコ…

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2:パンクの再臨は「ハードコア」から始まった——『教養としてのパンク・ロック』第…

過去の連載はこちら。 第4章:パンクが死んでも、パンクスは死なない2:パンクの再臨は「ハ…

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1:産業化したニューウェイヴが、パンクを消し去った——『教養としてのパンク・ロッ…

過去の連載はこちら。 第4章:パンクが死んでも、パンクスは死なない1:産業化したニューウ…

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5:文学、映画、マンガ……「音楽以外」にパンク・ロッカーはこんな文化を摂取した—…

過去の連載はこちら。 第3章:パンク・ロックの「ルーツ」と「レシピ」とは?5:文学、映画…

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4:プロトパンクの「傑物」たち——『教養としてのパンク・ロック』第25回 by 川崎大…

過去の連載はこちら。 第3章:パンク・ロックの「ルーツ」と「レシピ」とは?4:プロトパン…

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3:そしてロンドンには、モッド・ポップと「牛肉心」が……——『教養としてのパンク…

過去の連載はこちら。 第3章:パンク・ロックの「ルーツ」と「レシピ」とは?3:そしてロン…

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2:ブルースなんて、知らないよ——『教養としてのパンク・ロック』第23回 by 川崎大助

過去の連載はこちら。 第3章:パンク・ロックの「ルーツ」と「レシピ」とは?2:ブルースなんて、知らないよ ガレージ・ロックの「二重屈折」構造 『ナゲッツ』に収録されているバンド、あるいはそれ以外の60年代の「ガレージ」連中がお手本としたのは、まず最初にビートルズが先導した第一次ブリティッシュ・インヴェイジョン、つまりはマージー・ビート(日本で言うリヴァプール・サウンド)につらなる「UKのビート・バンドたち」だった。  そして濃淡はあれど、その波のなかにあるかなり多数