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『教養としてのパンク・ロック』by川崎大助

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『教養としてのロック名盤100』『教養としてのロック名曲100』(いずれも光文社新書)でおなじみの川崎大助さんの新連載が始まります。タイトルは「教養としてのパンク・ロック」。いろ… もっと読む
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終章:夢破れて、傷つき果て。それでも、なお……——『教養としてのパンク・ロック』…

過去の連載はこちら。 終章:夢破れて、傷つき果て。それでも、なお……英エリザベス女王の逝…

光文社新書
11か月前
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5:日本人にはポストパンクが難しく、歌謡曲が「簡単」だというその理由——『教養と…

過去の連載はこちら。 第5章:日本は「ある種の」パンク・ロック天国だった5:日本人にはポ…

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4:少年ナイフという名の、世界最先端の「ポストパンク女性像」が日本にあった——『…

過去の連載はこちら。 第5章:日本は「ある種の」パンク・ロック天国だった4:少年ナイフと…

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3:ブルーハーツがすべてを変えて、「ビートパンク」がなにもかも押し流す——『教養…

過去の連載はこちら。 第5章:日本は「ある種の」パンク・ロック天国だった3:ブルーハーツ…

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2:ボウイは「スターリン?」と笑い、アナーキーは「なーにが日本の」と吠えた~ハー…

過去の連載はこちら。 第5章:日本は「ある種の」パンク・ロック天国だった2:ボウイは「ス…

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1:日本パンクのゆりかごは、『ポパイ』と『ミュージック・ライフ』と原宿だった——…

過去の連載はこちら。 第5章:日本は「ある種の」パンク・ロック天国だった1:日本パンクの…

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6:フェミニスト・パンクもオルタナティヴ・ロックも、ポストパンクが加速した——『教養としてのパンク・ロック』第32回 by 川崎大助

過去の連載はこちら。 第4章:パンクが死んでも、パンクスは死なない6:フェミニスト・パンクもオルタナティヴ・ロックも、ポストパンクが加速した かつて「女性」は主役になれなかった  多種多様なるポストパンクの動きのなかで、後世への影響という点で絶対に無視できないのが「女性アーティストの躍進」だ。たとえば2020年代の今日において、米英ポップ音楽界のメインストリーム領域で女性アーティストが大活躍しているのは「当たり前のこと」となっている。22年の11月には、ビルボードHOT

5:過去から未来へ、ポストパンクが「バトン」をつないだ——『教養としてのパンク・…

過去の連載はこちら。 第4章:パンクが死んでも、パンクスは死なない5:過去から未来へ、ポ…

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4:群雄割拠するポストパンク水滸伝の大河から「永遠に新しいアイデア」が生まれた—…

過去の連載はこちら。 第4章:パンクが死んでも、パンクスは死なない4:群雄割拠するポスト…

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3:百花繚乱のハードコアが、次々に「変異」する。パンクは筋肉系になる——『教養と…

過去の連載はこちら。 第4章:パンクが死んでも、パンクスは死なない3:百花繚乱のハードコ…

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2:パンクの再臨は「ハードコア」から始まった——『教養としてのパンク・ロック』第…

過去の連載はこちら。 第4章:パンクが死んでも、パンクスは死なない2:パンクの再臨は「ハ…

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1:産業化したニューウェイヴが、パンクを消し去った——『教養としてのパンク・ロッ…

過去の連載はこちら。 第4章:パンクが死んでも、パンクスは死なない1:産業化したニューウ…

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5:文学、映画、マンガ……「音楽以外」にパンク・ロッカーはこんな文化を摂取した—…

過去の連載はこちら。 第3章:パンク・ロックの「ルーツ」と「レシピ」とは?5:文学、映画…

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4:プロトパンクの「傑物」たち——『教養としてのパンク・ロック』第25回 by 川崎大助

過去の連載はこちら。 第3章:パンク・ロックの「ルーツ」と「レシピ」とは?4:プロトパンクの「傑物」たち ヴェルヴェット・アンダーグラウンド  プロトパンクの「プロト(Proto-)」とは、「初期のもの」という意味だ。だから試作品や原型という意味の「プロトタイプ(Prototype)」同様、パンク・ロックとして世に認知される前の段階にあった「パンクの直接的なご先祖様」がプロトパンクとなる。この「プロト」の流れのなかで、「これぞ」と呼ぶべき大物を、いくつかご紹介したい。順