『教養としてのロック名盤100』『教養としてのロック名曲100』(いずれも光文社新書)でおなじみの川崎大助さんの新連載が始まります。タイトルは「教養としてのパンク・ロック」。いろ…
- 運営しているクリエイター
#教養としてのパンク・ロック
6:フェミニスト・パンクもオルタナティヴ・ロックも、ポストパンクが加速した——『教養としてのパンク・ロック』第32回 by 川崎大助
過去の連載はこちら。 第4章:パンクが死んでも、パンクスは死なない6:フェミニスト・パンクもオルタナティヴ・ロックも、ポストパンクが加速した かつて「女性」は主役になれなかった 多種多様なるポストパンクの動きのなかで、後世への影響という点で絶対に無視できないのが「女性アーティストの躍進」だ。たとえば2020年代の今日において、米英ポップ音楽界のメインストリーム領域で女性アーティストが大活躍しているのは「当たり前のこと」となっている。22年の11月には、ビルボードHOT