光文社新書
数々の極地・僻地に赴き、想像を超える景色に出会ってきたネイチャー・フォトグラファーの上田優紀さん。ときにはエベレスト登山に挑み、ときにはウユニ塩湖でテント泊をしながら、シャッターを切り続けてきました。振り返れば、もう7大陸で撮影してきているかも!? そこで、本連載では上田優紀さんのこれまでの旅で出会った、そして、これからの旅を通して出会う、7大陸の数々の絶景を一緒に見いきます。まだ見ぬ景色を求めて——。いざ出発!
知的刺激に満ちた必読の新刊「新書」を選び抜いて紹介。あらゆる分野の専門家がコンパクトに仕上げた新書で、多種多彩な世界に「視野」を広げます。
毎月の新刊についての記事をまとめたマガジンです。なお、光文社新書では毎月16〜19日くらいに、5冊前後の新刊を発行しています。
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人生は辛い。未来への不安は消えない。世の中って甘くない。 けれども、そんな日々の中にだって「幸せ」は存在する。 いつでもどこでも、美味しいお酒とつまみがあればいい――。 混迷極まる令和の飲酒シーンに、颯爽と登場した酒場ライター・パリッコが、「お酒にまつわる、自分だけの、つつましくも幸せな時間」について丹念に紡ぐ飲酒エッセイ、待望の連載再開!
【既刊重版!】 石野雄一さん『ざっくり分かるファイナンス』が34刷になりました。2007年4月刊で累計13万部! 企業財務の知識については「ざっくり」知りたいのに、意外とそうしたニーズを満たしてくれる本ってないものですよね。というわけで長年ご愛顧いただいています。感謝いたします!
【既刊重版!】 新雅史さん『商店街はなぜ滅びるのか』が12刷になりました。ありがとうございます! 社会学のジャンルで多くのロングセラーをもつ光文社新書のなかでも、5本の指に屈すべき1冊です。商店街の誕生から衰退までの歴史を検証しつつ、果てはその先にある地域の未来を考察します。
労働相談の第1位は「いじめ・嫌がらせ」トヨタ自動車といえば、世界でもトップ10に入る日本の代表的企業である。その会社に勤務する28歳の男性社員が、2017年10月30日、社員寮の自室で自殺した。彼は、地方の大学を卒業後、東京大学大学院修士課程を修了して、2015年4月同社に入社した。1年間の研修期間を経て、2016年3月から車両設計の担当部門に配属されたところ、上司による「いじめ」が始まった。 この上司は、日常的に「バカ、アホ、なめてんのか、やる気ないのか」などと暴言を吐
バックナンバーはこちら 山崎まゆみ『おひとり温泉の愉しみ』時間の余裕、精神的な余裕、人と出会う余裕のある旅の楽しさを、寅さんは表現していました。同時に、ひとり旅を楽しむ寅さんが大人にみえました。ひとり寂しく歩く後ろ姿には哀愁が漂い、そこにセクシーささえ感じました。 歌丸優一『算数の難問を解く技術』「アタマの体育だと考えてほしいな。カラダを動かさないとなまっちゃうのと同じで、アタマも動かさないとなまっちゃうんだ。(中略)人間は、カラダとアタマをバランスよくトレーニングしてい
しょ、正気ですか? 先輩ライターの安田理央さんが、突然、なんの前ぶれもなく、SNSにこんな投稿をしていたんです。 「天一であっさりラーメン食べてみた」 いや〜、びっくりしたなぁ。死ぬかと思った。 あ、説明不要かもしれませんが、「天一」というのは、京都発祥の人気ラーメンチェーン「天下一品」のこと。昭和46年に創業者の木村勉さんが、3年9ヶ月もの試行錯誤の末に生み出した「こってりスープ」。それは濃厚という概念を超え、もはやどろどろ。それでいて、鶏がらと10数種の野菜が味のメイ
【連載】農家はもっと減っていい:淘汰の時代の小さくて強い農業②㈱久松農園代表 久松達央 生産性や合理性ばかりを重視する資本主義社会に限界を感じ、地方での自給自足の暮らしの中で、ポスト資本主義の未来を探りたい。そんな考えで農業に関心を持つ人が、よく農園を訪ねてきます。田舎暮らし、農業という都会人にはヨダレの出そうなステーキに、反グローバリズム、脱成長、テクノロジーなど、時代の甘美なトッピングをまぶせば、「このままじゃいけない症候群」の優しい青年たちはたちまちかぶりつきます。時