光文社新書

光文社新書の公式noteです。2021年10月17日に創刊20周年を迎えました。光文社新書の新刊… もっとみる

光文社新書

光文社新書の公式noteです。2021年10月17日に創刊20周年を迎えました。光文社新書の新刊、イベント情報ほか、既刊本のご紹介や連載をアップしていきます。お気に入りの一冊について書いていただいたnoteを収録するマガジン「#私の光文社新書」では、随時投稿をお待ちしています!

マガジン

  • 酒場ライター・パリッコの「つつまし酒」

    人生は辛い。未来への不安は消えない。世の中って甘くない。 けれども、そんな日々の中にだって「幸せ」は存在する。 いつでもどこでも、美味しいお酒とつまみがあればいい――。 混迷極まる令和の飲酒シーンに、颯爽と登場した酒場ライター・パリッコが、「お酒にまつわる、自分だけの、つつましくも幸せな時間」について丹念に紡ぐ飲酒エッセイ、待望の連載再開!

  • 新刊情報【まとめ】

    毎月の新刊についての記事をまとめたマガジンです。なお、光文社新書では毎月16〜19日くらいに、5冊前後の新刊を発行しています。

  • 馬場紀衣の「読書の森」

    書物の森は、つねに深いものです。林立する木々のあいだで目移りするうちに、途方に暮れてしまうことも珍しくないでしょう。新刊の若木から、自力では辿り着けない名木まで。日頃この森を渉猟しているライター・馬場紀衣さんの先導に添いながら、「読書の森」の深遠に分け入ってみませんか。

  • 失われた絶版本を求めて|三宅香帆

    気鋭の書評家にして、読書家である三宅香帆さんによる「絶版本」ブックガイド。時の狭間に埋もれてしまった絶版本の魅力と、その今日的な意義について紹介していきます。この連載がきっかけに、どうか復刊となりますように。毎月1日と15日に更新です。

  • 全文公開【まとめ】

    一冊まるまる公開、もしくは本の一部を全文公開している記事をまとめたマガジンです。すべて無料!

ウィジェット

  • 商品画像

    ChatGPTの全貌 何がすごくて、何が危険なのか? (光文社新書 1267)

    岡嶋裕史
  • 商品画像

    アートとフェミニズムは誰のもの? (光文社新書 1268)

    村上由鶴
  • 商品画像

    不自由な社会で自由に生きる (光文社新書 1269)

    ウスビ・サコ
  • 商品画像

    押川先生、「抗がん剤は危ない」って本当ですか? (光文社新書 1270)

    押川勝太郎

リンク

記事一覧

【第61回】日本語を豊潤にする方言の魅力とは何か?

方言がおもしろい国立国語研究所は、2010年から2015年にかけて、日本全国各地に在住する方言研…

42

【6刷決定】
稲田豊史『映画を早送りで観る人たち』、おかげさまで勢いがとまりません…! 本日6刷が決まりました。ありがとうございます!
多方面で取り上げていただき、著者・稲田さんへのお問合せも続いています。
本書が、倍速視聴が生まれた背景を考えるきっかけになればうれしい限りです!

9

#09_観光を「だれかを受け入れる側」として捉えたときに見えてくるもの|小松理虔

いわき市という「都市」 ぼくはいま、福島県のいわき市に住んでいる。東北地方の東南の端っこ…

46

自分の治らない欠点の解決―僕という心理実験16 妹尾武治

過去の連載はこちら。 第2章 日本社会と決定論⑧―多様性と『こぶとり爺さん』決定論で癒せ…

61

#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.71

『鼻/外套/査察官』→『世界最高のピアニスト』 『人間のしがらみ』→『人生は凸凹だからおも…

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格差と家庭に縛られた「自由人」たち 普通のタイ人の幸せはどこにある?(第16回)

これまでの連載はこちらから読めます↓↓↓ タイ人の意味は「自由人」それとも「立派な人」?…

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【第61回】日本語を豊潤にする方言の魅力とは何か?

【第61回】日本語を豊潤にする方言の魅力とは何か?

方言がおもしろい国立国語研究所は、2010年から2015年にかけて、日本全国各地に在住する方言研究者100名の協力によって「方言の形成過程解明のための全国方言分布調査」を実施した。この調査は全国554地点において、原則として70歳以上で長期にわたる移動がない「土地の生え抜きの高年層の男性話者」に直接面接する方法で実施された。その調査結果は、学術・教育においては自由に利用可能である。ぜひ国立国語研究

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【6刷決定】
稲田豊史『映画を早送りで観る人たち』、おかげさまで勢いがとまりません…! 本日6刷が決まりました。ありがとうございます!
多方面で取り上げていただき、著者・稲田さんへのお問合せも続いています。
本書が、倍速視聴が生まれた背景を考えるきっかけになればうれしい限りです!

#09_観光を「だれかを受け入れる側」として捉えたときに見えてくるもの|小松理虔

#09_観光を「だれかを受け入れる側」として捉えたときに見えてくるもの|小松理虔

いわき市という「都市」 ぼくはいま、福島県のいわき市に住んでいる。東北地方の東南の端っこ。福島県と茨城県の県境にある市で、東京から車で3時間ほど。常磐線の特急「ひたち号」に乗れば2時間程度のところにある。東北地方には珍しく温暖な気候で知られていて、沿岸にあるためか夏もさほど気温は上がらない。冬もそんなに雪は降らないので、ほんとうに暮らしやすいところだなあと思う。

 いわき市は面積が広い。いまでこ

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自分の治らない欠点の解決―僕という心理実験16 妹尾武治

自分の治らない欠点の解決―僕という心理実験16 妹尾武治

過去の連載はこちら。

第2章 日本社会と決定論⑧―多様性と『こぶとり爺さん』決定論で癒せるのは、過去の行動選択への後悔だけではない。自分の治らない欠点(遅刻癖や、物忘れ、過度のおっちょこちょいなど)に新しい解決のためのアプローチを提案してくれる。

『五体不満足』の著者でインフルエンサーの乙武洋匡は、自身の運命に争うでもなく、悲観するでもなく、ただただそれを受け入れてありのままに生きている。

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#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.71

#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.71

『鼻/外套/査察官』→『世界最高のピアニスト』

『人間のしがらみ』→『人生は凸凹だからおもしろい』

『スッタニパータ』→『〈完全版〉 破天』

『人はなぜ戦争をするのか』→『なぜ戦争は伝わりやすく平和は伝わりにくいのか』

『うたかたの日々』→『僕はガンと共に生きるために医者になった』

前回はこちら

格差と家庭に縛られた「自由人」たち 普通のタイ人の幸せはどこにある?(第16回)

格差と家庭に縛られた「自由人」たち 普通のタイ人の幸せはどこにある?(第16回)

これまでの連載はこちらから読めます↓↓↓

タイ人の意味は「自由人」それとも「立派な人」?

「タイ人」はタイ語で「コン・タイ」という。直訳すれば「タイの人」という意味になるのだが、そもそも「タイ」にはどんな意味があるのか。「タイ」とは、自由を指す単語なのだという。コン・タイは自由な人を意味し、その精神は今もタイ人の根底に刻まれているといっても過言ではない。だからこそ、タイ人の基本的な気質は個人の

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