光文社新書
記事一覧
第4回 あなたは福田和也のように面白くない小説を面白くないと言えますか?|三宅香帆
作家を採点?作家に点数はつけられるのか。
そんなヒリヒリする問いかけに対し、本書の筆者は、「つけられる」と即答する。
何かを書いて発表したことのある人の多くはきっと、この答えに驚き、そして戸惑いを浮かべるのではないだろうか。
なぜなら文章は、人によって好みも違えば、しっくりくるタイプも違う。小説というごく個人的な表現媒体なら尚更だ。作家がそれぞれオリジナリティを発揮した物語を書いてくれるから
ネットのレビューに打ちのめされる――エンタメ小説家の失敗学28 by平山瑞穂
過去の連載はこちら。
平山さんの最新刊です。
第5章 「編集者受け」を盲信してはならない Ⅴ――漂流する原稿巨大な壁
さしあたっての問題は、大見栄を切って新潮社から引き上げてしまった『ネオテニーたちの夜明け』の引き取り先をどうするかだった。とりあえず、『プロトコル』を出してもらった実業之日本社の担当編集者にメールで率直に経緯を明かし、かけあってみたところ、担当者本人は驚くほどの好反応で、「
ブロックチェーンは客寄せパンダ――『Web3とは何か』by岡嶋裕史 第2章 NFT⑫(最終回)
過去の連載はこちら。
今一番売れているメタバース関連書籍。6刷です。Audibleも発売になりました。
audiobook.jpでも音声版が発売になりました。
第2章 NFT⑫(最終回)――NFTの懸念点(続き)ブロックチェーンは客寄せパンダ
こうした用途で重要なのは、「でかいこと」なのである。1つ1つのゲームが閉じても、続いて行くであろうでかさ。同好の士が容易に出会える土壌としてのでかさ
虐待親に向けられる「子供の献身的な愛」―僕という心理実験29 妹尾武治
過去の連載はこちら。
第3章 愛について③――愛を測った心理実験人間の共感力
2011年に心理学最高峰の学術雑誌サイコロジカル・サイエンスに「なぜ拷問は生まれるのか?」という論文が刊行された。ヒント無しで「冷凍庫の中に入るのはどの程度辛いか?」と考える場合、その辛さは実際に入った時に感じる辛さの主観値に比べ、過小評価されたものになる。
この質問の前に氷の入った冷水に手をつけさせて、それがか
#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.82
『アルハンブラ物語』→『人生に疲れたらスペイン巡礼』
『田舎医者/断食芸人/流刑地で』→『感染症としての文学と哲学』
『ロレンザッチョ』→『ルネサンス 歴史と芸術の物語』
『カルメン/タマンゴ』『田舎医者/断食芸人/流刑地で』→『バール、コーヒー、イタリア人』
『毛皮を着たヴィーナス』→『生きていくためのクラシック』
前回はこちら