ルッキズムを16年前に批判した韓国ドラマ 「私の名前はキム・サムスン」
光文社新書の永林です。ボディ・ポジティブ(ありのままの体型を受け入れる)という言葉が広まりつつありますが、日本はいまもルッキズム(容姿至上主義)の強い社会です。特に、女性に極度に「やせていること」を求めることから、20代女性の5人に1人が、BMI(体格指数)でやせすぎ(18・5未満)に分類されます。これは、栄養失調の人が多かった戦後すぐの数字を上回るそうです。こうした女性への「若く、細く、美しく」のプレッシャーが日本よりさらにキツイと言われる韓国で、16年も前にボディ・ポジテ