光文社新書
数々の極地・僻地に赴き、想像を超える景色に出会ってきたネイチャー・フォトグラファーの上田優紀さん。ときにはエベレスト登山に挑み、ときにはウユニ塩湖でテント泊をしながら、シャッターを切り続けてきました。振り返れば、もう7大陸で撮影してきているかも!? そこで、本連載では上田優紀さんのこれまでの旅で出会った、そして、これからの旅を通して出会う、7大陸の数々の絶景を一緒に見いきます。まだ見ぬ景色を求めて——。いざ出発!
知的刺激に満ちた必読の新刊「新書」を選び抜いて紹介。あらゆる分野の専門家がコンパクトに仕上げた新書で、多種多彩な世界に「視野」を広げます。
毎月の新刊についての記事をまとめたマガジンです。なお、光文社新書では毎月16〜19日くらいに、5冊前後の新刊を発行しています。
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人生は辛い。未来への不安は消えない。世の中って甘くない。 けれども、そんな日々の中にだって「幸せ」は存在する。 いつでもどこでも、美味しいお酒とつまみがあればいい――。 混迷極まる令和の飲酒シーンに、颯爽と登場した酒場ライター・パリッコが、「お酒にまつわる、自分だけの、つつましくも幸せな時間」について丹念に紡ぐ飲酒エッセイ、待望の連載再開!
【1週間後】 紀伊國屋書店×光文社新書ビジネス講座 『日本のクラシック音楽は歪んでいる』 著者の森本恭正さんをお迎えして開催!! 2月2日(金) 18:30〜 新宿本店 3階アカデミック・ラウンジ 詳細は以下、予約受付中!! https://store.kinokuniya.co.jp/event/1704870260/
「恋愛」と「結婚」の多様化「愛」とは何か。一見身近で誰でも知っている概念のように映るが、実際にその意味を明らかにしようとすると、宗教学・哲学・医学・心理学・文化人類学などを駆使しても、明確に捉えることが難解なテーマである。とはいえ、時代背景や文化圏によって異なる多種多様な「愛」の形態は非常に興味深い。そこで私は、大学の比較文化論の一環として「愛」を分析する講義を行っている。 この講義では、匿名のクラスメートから受けた「愛の相談」を議論することから始める。受講生は、現実のクラ
「その遺伝子、ほしいです!」 先日、LINEグループに、大きめの虫歯が見つかってショックだと書き込んだところ、とくに誰からも反応がなく……。いたわりの言葉や、はげましの言葉があったら心強かったのですが、仕事関係の仲の良い方々のLINEグループで、皆さん忙しいからリアクションできなかったのかもしれない、と思いました。 でも、そのあと皆で集まった時に、歯医者の話題になって驚きました。2人の女性は「矯正で毎月歯医者に通っているから、慣れていて歯医者は大丈夫です」とのことで、1人
①森本恭正『日本のクラシック音楽は歪んでいる』これまで日本で検証されてこなかった「真実」とは――。私たちは何を見逃し、何を聴き逃してきたのか。ヨーロッパと日本で活躍する作曲家・指揮者が、20年を超える思考の上に辿り着いて示す、西洋音楽の本質。 さらに詳しくはこちら ②林純一『「生命の40億年」に何が起きたのか』40億年前に誕生し、姿かたちを変えながら現在まで連綿と命を繋いできた生命。その本質とは一体なんなのか。常識を疑った先に広がるユニークな生き物たちの世界を描く意欲作。
人間には5種類の感覚があり、なかでも圧倒的に重視されているのは、いうまでもなく視覚だろう。たとえ見えなかったとしても、大きな音がしたり、匂いが鼻先をかすめたり、奇妙な味がしたり、触ることができれば周囲の異変に気づくことはできる。でも、そこにたしかに「ある」はずなのに、見ることのできないものにはどう対処したらよいのだろう。なんだか矛盾しているように聞こえるけれど、そういうものは案外たくさんある。たとえば痛み、たとえば病。 目には見えないのに存在しているとなると、目に見えている
はじめに――「ヨロヨロ、ドタリ」のそのあとで 私は広島で、2008年9月から、在宅緩和ケアに取り組んでいます。 日々の診療のかたわら、ブログで15年近くにわたって、「心に残る出会い」という記事を書き続けてきました。出会って、最期を看取ってきた、たくさんの方々とのお話です。 書き始めるきっかけとなったのは、ある印象的な出来事があったからでした。 * * 奥さんと2人暮らしの、ある80代半ばの男性のケースでした。 数年前に大腸がんの手術を受け