光文社新書
光文社新書の公式noteです。2021年10月17日に創刊20周年を迎えました。光文社新書の新刊、イベント情報ほか、既刊本のご紹介や連載をアップしていきます。お気に入りの一冊について書いていただいたnoteを収録するマガジン「#私の光文社新書」では、随時投稿をお待ちしています!
記事一覧
『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』本文公開⑥
前回の大統領選の年の6月、全く無名の男性が書いたメモワール(回想録)が刊行され、大ベストセラーとなりました。J.D.ヴァンス著『ヒルビリー・エレジー』です。なぜこの本が注目を浴びたかといえば、トランプ大統領の主要な支持層と言われる白人貧困層=「ヒルビリー」の実態を、当事者が克明に記していたためでした。それから4年、大統領選を前に再び本書がクローズアップされています。11月24日には、ロン・ハワード
もっとみる臨床の現場では、「アナログの概念を理解した上でデジタルに扱う」ことが必要である(西浦博×岩田健太郎対談)
好評発売中の岩田健太郎著『丁寧に考える新型コロナ』(光文社新書)。
巻末特別対談「『西浦博先生に丁寧に聞く』西浦博×岩田健太郎」から一部を公開いたします。
(※この対談は7月20日にZoomで行われたものを収録したものです。)
何が「接触」になるか―― 一般の人にとっての初めての経験
西浦 ここまで話してきましたように、クラスター対策にも経験と学びが必要だと実感しているところですが、「接触」の定