光文社新書
数々の極地・僻地に赴き、想像を超える景色に出会ってきたネイチャー・フォトグラファーの上田優紀さん。ときにはエベレスト登山に挑み、ときにはウユニ塩湖でテント泊をしながら、シャッターを切り続けてきました。振り返れば、もう7大陸で撮影してきているかも!? そこで、本連載では上田優紀さんのこれまでの旅で出会った、そして、これからの旅を通して出会う、7大陸の数々の絶景を一緒に見いきます。まだ見ぬ景色を求めて——。いざ出発!
知的刺激に満ちた必読の新刊「新書」を選び抜いて紹介。あらゆる分野の専門家がコンパクトに仕上げた新書で、多種多彩な世界に「視野」を広げます。
毎月の新刊についての記事をまとめたマガジンです。なお、光文社新書では毎月16〜19日くらいに、5冊前後の新刊を発行しています。
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人生は辛い。未来への不安は消えない。世の中って甘くない。 けれども、そんな日々の中にだって「幸せ」は存在する。 いつでもどこでも、美味しいお酒とつまみがあればいい――。 混迷極まる令和の飲酒シーンに、颯爽と登場した酒場ライター・パリッコが、「お酒にまつわる、自分だけの、つつましくも幸せな時間」について丹念に紡ぐ飲酒エッセイ、待望の連載再開!
アウェイ空間で「圧倒的成長」? 大人になると、自分にとって不得意な分野や苦手なことはスルーするようになります。子ども時代に苦しめられていた体育の授業も、大人になってからは回避可能。誰かにプールやアスレチックに誘われても断ることができます。でもいっぽうで、苦手なことをそのままにしていると、人間的に成長できないとか、来世に持ち越すことになる、という説も。私の場合、運動全般が不得意だったのですが、中でも泳ぎに関しては水恐怖症といっても良いレベルでした。過去生で水の事故に遭ったのかも
「知的刺激の宝庫」としての新書連載第1回から拙著を取り上げるのはおこがましいことを十分承知しているが、本書には2019年7月〜2023年7月に刊行された約5000冊の新書の中から私が責任を持って選び抜いた「新書100冊」を紹介してあるので、ぜひご一読いただき、「視野を広げる新書」のエッセンスを味わっていただけたら幸いである。 本書の書評は、世間に普及する一般的な書評のように、単純に新書の中身を紹介するだけではなく、世間話のようなエッセイから始まって、いつの間にか新書の重要な
ここに書かれた患者たちの、症例という名の物語を読めば、人間の皮膚の下に拡がる内面世界がいかに複雑な構造をしているか気づくはずだ。そして、それが自分と決して無関係ではない、ということにも。 原題は “Projections: A Story of Human Emotions”。著者のカール・ダイセロスは精神科医であり神経科学者。光を使用して脳の働きを観測・解読する革新的な分野「光遺伝学」の第一人者だ。ここに、彼が、ひとりの父親であることも付け加えておこう。革新的技術を開発し
ついに買ってみる スーパーの鮮魚売り場の近くなどによく、瓶詰めの、「粒うに」や「ねりうに」と名のついた商品が売られていますよね。 毎度、あれって、うになのかぁ。そのわりには激安だよな。だってひと瓶300円くらいだもんな。気になるな。と思いつつ、あんまり自分からすすんで買った記憶も、食べた記憶もないんです。なぜかといえばそれは、日持ちのため、原料のうにに塩や砂糖、そしてかなり高めのアルコールなどを加えてあり、その独特の風味や苦味が苦手な人も多いという話を聞いていたから。 た
まえがき 本書は「遠慮」「建前」「気づかい」などをはじめとした、日本社会のコミュニケーションの特徴やその背景にある考え方について論じている。 こうやって言うと、偉そうに聞こえるかもしれない。まず、私は何者なのか、この本を書いたきっかけ、この本を通じて伝えたいメッセージを記したい。 筆者はイタリア生まれ、イタリア育ちのイタリア人。生まれてから18歳までをシチリア島で過ごした後、医学部に通うためローマへと移住した。そして、ずっと恋しく思っていた日本の文化に囲まれて精神科医と
①パントー・フランチェスコ『日本のコミュニケーションを診る』私たちはなぜ周りに流されてしまうのか。なぜ人の弱さを認められないのか。心の診察を通じて多くの日本人と向き合ってきたイタリア人精神科医が診る、日本社会のコミュニケーションの本質とは。 ②高橋昌一郎『新書100冊』いま、本当に必要な知識とは何か? 何を読めばいいのか? 多彩な分野のエッセンスをこの1冊に凝縮。学問の最先端から、きょうのニュースの背景まで――。100の「問い」から、新たな視界が開けてくる。 ③牛窪恵『恋